2020.12.02

オプト、D2Cビジネス支援サービスを提供 ソーシャルコマースを支援、ブランドの共同開発も

オプトは11月30日、D2Cのブランド開発からチャネル構築、ソーシャルメディアを活用した集客、コミュニティ形成までをトータルにサポートするD2Cビジネス支援サービスを開始した。また、本サービスの開始にあたり、実証実験として3rdと協業し、D2Cブランドを新たに立ち上げるとしている。

D2Cビジネス支援サービスでは、企画・コンセプト設計を含むブランド開発から、サイトやコミュニケーション設計のチャネル構築、集客・コミュニティ形成を担うソーシャルメディアの運営、顧客・購買データの分析によるCX改善までをトータルにサポートすることで、D2Cブランドを立ち上げたものの集客やコミュニティ形成がうまくいっていないという企業や、新たにD2Cブランドを立ち上げたいという企業を支援する。


ワンストップでDXを支援

昨今、流通業者を介さず自社で企画・製造・販売までを一貫して行うビジネスモデル、D2Cが新たなビジネス手法として注目を集めている。D2Cは、流通コストを省くことで商品やサービスを低価格に抑えられることができる一方で、小売店や流通業者を介さないため、インターネットを活用した顧客との接点づくりや関係構築など自社チャネルによる集客が必須となる。特にD2Cの集客チャネルとして、InstagramなどのSNSの影響力は加速しており、プラットフォーム側もコマース関連の機能を充実させるな、SNSとECの融合が急速に進んでいる。

オプトでは、2011年よりソーシャルメディアに特化した専門部署を立ち上げ、チャネル構築から、ソーシャルメディアを活用した集客、コミュティマネジメントを通じた顧客体験の向上まで、企業のソーシャルメディアマーケティングを支援してきた。この度のD2Cビジネス支援サービスの提供では、ソーシャルメディアマーケティング支援で培ってきた知見を活かし、SNS×ECによる企業のソーシャルコマースを支援していく考えだ。

さらに同サービスの開始に伴い、DNVB(デジタルネイティブバーティカルブランド)の立ち上げ及び、ブランド独自の世界観の構築を強みとする3rdと、ソーシャルメディアマーケティング支援で培ってきたオプトの知見を活かし、新たなD2Cブランドの立ち上げを行う。まずは実証実験として、SNS上で形成されたコミュニティが購買にどれだけ影響を与えるかを検証し、D2Cブランド運営における成功メソッドを確立していくとしている。

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