2020.11.30

クリーマ、上場を機に経済圏拡張 流通総額140億円へ

ハンドメイドマーケットプレイス「クリーマ」を運営するクリーマは11月27日、東証マザース上場に伴い戦略発表会を開催した。2021年2月期に流通総額を前期比56%増の140億7700万円に拡大。売上高は同57%増の13億8800万円を目指す。

発表会に登壇した丸林耕太郎社長は、「クリーマ経済圏を拡張させる」とした上で、「ECや店舗、クラウドファンディングなど、多様なチャネルから、クリエイターを支援する。ハンドメイドマーケット全体の市場をけん引する」と話している。

現在、クリーマには、作品を提供するクリエイターが20万人、作品10000万点が掲載されている。月間の流通総額は13億円超の規模に成長している。2020年3−8月期(中間期)の流通総額は、前年同期比86%増。「巣ごもり需要」の取り込んだことが要因としている。

直近2年間の流通総額は、2019年2月期が78億7500万円、2020年2月期は89億9800万円で推移している。

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