2020.07.20

クリーマ、京都の伝統産業とのコラボ第二弾 西陣織や清水焼の技法生かした小物など26事業者を追加

日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」を運営するクリーマは7月17日、京都府内の伝統産業事業者とのコラボレーション企画「京都 手しごと紀行」に、新たに26事業者の対象事業者を追加した。「京都 手しごと紀行」では、新型コロナウイルスによる観光客の減少の影響を受けた京都の伝統工芸品の新たな販路としてオンライン販売を実施。対象事業者へのアドバイスなどにより、各事業者の継続的なオンライン販売をサポートする。

Creema「京都 手しごと紀行」出展作品(一部抜粋)

「京都 手しごと紀行」は、京都の伝統工芸品の魅力をオンライン上で伝え、販売する企画。新型コロナウイルス感染症の拡大により観光客が激減し、甚大な影響を受けた京都の伝統工芸品の新たな販路として、5月28日よりスタートした。第1弾の「京のうつわ篇」では、伝統美と機能美を併せ持つ多くの作品が集まったという。第2弾となる今回は、西陣織のネクタイや清水焼のアクセサリー、京蒔絵の技法で仕上げたインテリア雑貨など、様々なかたちで伝統を受け継ぐ合計26事業者が新たに登場し、「Creema」上の特設ぺージで販売を行う。

出展作品には、うちわ一筋70年の工房の新作だという真四角のデザインのうちわ「塩見団扇」。創業180年余の伝統の鋳造技術で丁寧に仕上げたという、正倉院宝物にも用いられた「佐波理(さはり)」製の小さなおりん「LinNe」。西陣織に日本画家の美麗心氏が誕生月の花を描き、伝統工芸士白井氏の螺鈿の装飾を施したオーダーメイドのネクタイ「TAIITI KYOTO」などがラインアップしている。


オーダーメイドのネクタイ「TAIITI KYOTO」

京都には、長い歴史に培われ、受け継がれてきた職人の技が伝統工芸として今も息づいている。同企画には、そうした京都の伝統的技術や技法から、新しいデザインを取り入れた作品まで、京都らしさと現代が共存する数多くの素敵な作品が集まったとし、特設サイトやブログ記事を通して、京都の街を巡る気分で伝統工芸品を楽しんで欲しいとしている。

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