2020.09.06

ビーアールエンタープライズ「BR coffee」、フレーバーコーヒーで勝負 厳選の12種類を販売【ファンづくりの秘訣】

店舗での桑波田浩一社長


桑波田社長が同事業を立ち上げたきっかけは、1989年に、ワーキング・ホリデーで米国に行ったことだったという。当時、米国ではフレーバーコーヒーが多く販売されていた。渡米する際には、友人から、お土産にと、フレーバーコーヒーを頼まれることもあったという。桑波田社長は、フレーバーコーヒーが当時浸透していなかった日本に、持ち込もうと考えた。

「商品ラインアップの一つとして、フレーバーコーヒーを販売している店舗はあるが、フレーバーコーヒーを中心に販売しているのは当店ぐらいだと思う」(桑波田社長)と話す。

ECを始めた当初は、ほとんど売り上げはなく、月に1回売れるかどうかだった。大手モールへの出店を機に、徐々に売り上げが増えるようになったという。最近では、ECの月商が100万円を超える月もあるとしている。

「邪道と呼ばれることもあるし、私も普通のコーヒーの方が好きかもしれない。でもフレーバーコーヒーには独自の楽しさがある。ミルクや砂糖などを入れることで二重に甘みを楽しむこともできる。コーヒーの楽しみ方の一つとして、認知が広がっていけばいいと思っている」(同)と話している。


「BR coffee」

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