2024.09.24

「SHOPLINE」、パートナー向けイベント開催 MMOL河野代表「コスト面でShopifyより魅力的」

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SHOPLINEのパートナー向けイベントの登壇者。左から船井総合研究所 ディレクター 大山広倫氏、SHOPLINE Japan 大山廣貴代表、MMOL Holdings 河野貴伸代表、SHOPLINE Vice President of Commercial 葉力維氏

SHOPLINE Japanは9月12日、ECサイト構築サービス「SHOPLINE」のパートナー向けイベントを開催した。ゲストスピーカーにMMOL Holdings(ミリモル・ホールディングス)の河野貴伸代表が登壇した。河野代表は、前職のフラクタ時代には、「Shopify」のエバンジェリストも務めていた知見から、「SHOPLINE」の魅力を語った。

パートナー向けイベントでSHOPLINEのVice President of Commercial 葉力維氏が、「SHOPLINE」が日本市場に本腰を入れて取り組む意気込みを語った。葉氏は「SHOPLINE」を台湾でナンバーワンのECサイト構築サービスに成長させた実績があり、日本における「SHOPLINE」の成長もサポートしている。


▲SHOPLINEのVice President of Commercial 葉力維氏(写真左)


「SHOPLINE」で1歩進んだインスタ活用を実現


SHOPLINE Japanの大山廣貴代表は、「SHOPLINE」のインスタグラム(インスタ)連携機能について紹介した。

これまでの日本におけるインスタ活用というと、フィードやリールに投降して商品やサービスをアピールしたり、ライブ配信を行い販売を促進したりする程度に留まっていた。ユーザーに一方的にコンテンツを発信するのみで、なかなかECサイトへの購買に結びつかないケースが多かったという。

「SHOPLINE」であれば、インスタ連携機能を生かし、フィード・リール投稿、ライブ配信に対して、特定のキーワードを含むコメントを投稿したユーザーに自動DM返信で購入ページに誘導できる。

例えば、商品に興味を持ったユーザーに「+1」とコメントしてもらい、投稿したユーザーにはキャンペーンページに誘導するURLを送信し、ECサイトまで誘導することができる。こうした販売施策は中国や台湾では一般的で、ユーザーの購買意欲を落とさず、販売につなげる施策として定着している。


▲インスタで「+1」のコメントに自動でDMに返信し、ECサイトに誘導するイメージ

中国でアリババグループの企業に勤めていた経験のある大山代表は、「日本のECにはない盛り上がりが中国のECにはある。『SHOPLINE』であれば、中国のようにライブ配信の視聴者の熱を落とさず、購入につなげることができる」と話す。

「SHOPLINE」のインスタ連携機能では、他にもコメント応募で抽選企画ができる「抽選機能」、質問に対する正解者にDMを送付する「クイズ機能」、上位入札へ権利を付与できる「オークション機能」、インフルエンサー活用に適した「アフィリエイト機能」なども提供している。


▲インスタ連携で実現できるさまざまな機能

大山代表は「EC事業者さまに既存のECサイトはそのままに、インスタを活用した販売のために、プラスワンとして『SHOPLINE』を導入していただく提案もしていただければと思う」とサブチャネルとしての活用法もパートナー向けに提案している。


▲SHOPLINE Japanの大山廣貴代表

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