キューブ、中間期の国内EC売上8.7%減 春夏物の販売が不調

ゴルフブランド「MARK&LONA（マークアンドロナ）」などを運営するキューブの2024年1ｰ6月期（中間期）の国内EC売上高は、前年同期比8.7%減の4億7012万円だった。天候不順の影響で春夏物の新商品販売が伸び悩んだことが要因だという。
　
全体の売上高に対するEC化率は同0.3ポイント増の23.0%となった。オフライン・オンラインの販売チャネルの融合によりEC売上高の拡大を図っているが、ゴルフブームの収束や天候不順による商品販売の伸び悩みにより、減収となった。
　
海外ECの売上高は同2.7％減の約5800万円となった。2023年にインドネシア、2024年にベトナムでの展開を開始するなど、ASEAN地域での集客に注力している。2025年12月期に向けて、中国事業を開始する予定。中国でのブランドの認知度向上を図り、中国向けECを強化する方針だ。
　
将来的には海外のECモールへの出店を視野に入れている。