コラント、昨夏にペットフード事業立ち上げ 月3回のイベント参加で認知拡大

自動車用パーツ事業を行うコラントは2023年夏、ペットフード事業を立ち上げた。同社では、学校給食用食材の卸など、食品の事業を展開。食品加工の設備やノウハウを生かし、人間用の食材を原料にしたドッグフード「スペシャリテ」シリーズを、ECで販売している。現在は月に2～3件のオフラインイベントに参加し、ブランドの認知の拡大を図っているという。

「事業としてまだ始まったばかり。商品の製造は自分たちの手で行っている」（ペット事業部 澤田真実氏）と話す。同社のドッグフードの特徴は、「セミドライ」である点にある。ドライフードのような使いやすさがありながら、フレッシュフードのような食いつきがある点が強みだという。

同社では現在、商品の知名度拡大のため、オフラインイベントに注力しているという。「『セミドライ』というあまりない商品のため、ネットだけだと商品のイメージが湧きにくい。イベント用に、100グラムのお試しパックを作り、イベントなどで試してもらっている」（同）と話す。


▲オフラインイベントの様子

イベントへの参加は大小含め、1ヵ月3件の参加を目標にしているという。事業開始以降、1年弱で25件のイベントに参加したとしている。「本社がある東海地方を中心に参加しているが、関東や関西のイベントに参加することもある。まずは地道に認知を拡大していきたいと考えている」（同）と話している。