2024.05.20

オンデマンドEC「UP-T」運営の丸井織物、レインウェアなど製造販売のカジメイクを子会社化

丸井織物 宮本好雄社長(左)とカジメイク 鍛冶功一社長(右)

丸井織物は5月16日、レインウェア、ワークウェア、バッグ等の製造販売を行うカジメイクの株式を取得し、子会社化したと発表した。互いの強みを活かして事業拡大を狙い、ホームセンタービジネスの拡大、新規事業の構築、EC事業の強化を目指す。

丸井織物は、スポーツ・カジュアル用途で日本を代表するテキスタイルメーカーであり、近年では「UP-T(アップティー)」をはじめとするオンデマンドWebサービスの新規事業が成長している。

このほど、レインウェア、ワークウェア、バッグ等の製造販売を行うカジメイクの株式を59.2%取得する株式譲渡契約を締結した。今後は6月14日のカジメイク社株主総会を経て、子会社とする。

カジメイクは、日本でも有数の豪雨地帯・富山県で創業し、時代の変化に対応しながらレインウェアをメインに成長。EC サイト「アメトハレ」の開発や、商品情報の Web 発信などの新しい試みも進めている。

丸井織物のホールディング会社であるマルオリグループは2024年、新中期経営計画(2024~2026年)「MARUORI320」をスタートしており、「圧倒的な価値づくりに挑戦!」をスローガンに、基本戦略である「繊維事業の領域拡大」「成長事業への成長投資」を具現化するため、今回の子会社化に至ったとしている。

ホームセンタービジネスの拡大、新規事業の構築、EC事業の強化を目指、互いの強みを生かしたシナジーにより事業拡大を狙う。




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