スープやスムージーのサブスクリプション（サブスク）サービス「GREEN SPOON（グリーンスプーン）」を提供するGreenspoonは2024年5月8日から21日まで、「渋谷スクランブルスクエア」の2階「Space 2」において、ポップアップイベントを開催している。ポップアップイベントでは、試食の機会を提供し、商業施設に訪れる人からの商品購入を目指していく。
「Greenspoon」は豊富な野菜が入っているヘルシーな食のサブスクサービス。これまで主にECで事業成長を図ってきた。
今回、ポップアップイベントを開催する経緯について、「当社はサブスクのモデルで事業を展開しているが、やはり今まで食べたことのない商品をいきなりサブスクで購入するのはハードルが高い。そこで実際に当社の商品を気軽に楽しめて試食ができるポップアップイベントを開催しようと思っていた」（田邊友則CEO）と説明する。
ポップアップイベントは2階の入口付近で開催する。館内に入った消費者が関心を持つ動線を意識した。ディスプレーもただ商品を置くのではなく、実際の本物の野菜が一列に並ぶ。海外のファーマーズマーケットのようなデザインに仕上げた。
▲ポップアップイベントを開催試食会は5月8日、同9日、同10日、同11日、同12日、同18日、19日間の午前11時～午後3時の間で開催する。
「顧客の動線にはこだわった。商業施設に訪れた人が手前から奥に流れるよう、入口付近のディスプレーに注力している。野菜が一列に並んでいる様子を見て、気になって奥に移動してきたときに、当社の商品を置いたり、スタッフを配置して、購入につなげていきたい」（同）と説明する。
購入想定層は30～50代の女性だ。「渋谷スクランブルスクエア」の高層階はオフィスになっている。会社員がポップアップイベントの前を通り、興味を持ってくれることも期待している。
「今回の出店では、特に10代、60代などの新規顧客の獲得を目指すよりは、既存の30～50代の年齢層の女性で、まだ『GREEN SPOON』を知らない人に知ってもらいたい。もちろん会社員だけではなく、遊びに来ている人にも知ってもらいたい」（同）と話す。
