2024.02.20

EC利用者の66.9%がセール開催情報を事前把握 年末年始のセール利用の実態調査

ナイルはこのほど、「Appliv TOPICS」において、年末年始のオンラインショッピングにおけるセールの利用実態に関する調査を実施し、その結果を公開した。年末年始のセールを利用して買い物した人は6割強で、オンラインショッピング利用者の約7割がセールの開催情報を事前に把握していることなどがわかった。

ナイルは、スマートフォンで利用できるサービスの紹介や比較、活用方法を解説し、動画・音楽・ショッピングなど、ユーザーの生活がより便利に、より楽しくなる情報を幅広く提供する「Appliv TOPICS」を運営している。

1月29日~2月5日の期間、「Appliv TOPICS」において、年末年始のオンラインショッピングにおけるセールの利用実態に関する調査を実施した。調査対象は、全国の15~69歳男女1242人。

2023年12月末から2024年1月上旬の年末年始の期間、オンラインで買い物をしたかをたずねた問いでは、「はい」が72.0%、「いいえ」が28%と、全体の7割以上がオンラインで買い物したことがわかった。



先の問いで、年末年始にオンラインで買い物したと回答した人に「セールを利用したか」をたずねてみると、「はい」が61.2%だった。年末年始にオンラインで買い物をした人の約6割がセールを利用し、普段よりも安く購入しことがわかる結果となった。



年末年始にオンラインで買い物をした人に、セールの開催情報を事前に知っていたかをたずねたところ、「知っていた」と回答したのは66.9%、「知らなかった」は26.9%だった。セールがあることを事前に知っていた人の方が上回っていることから、普段よりも安く購入できる機会をあらかじめ調べ、計画的に買い物したと考えられるとしている。

年末年始のセールで購入した商品をたずねた問い(複数回答)では、1位は「衣類・アクセサリー」(234人)でした。続いて2位に「食料品」(196人)、3位に「日用品」(177人)がランクインした。



年末年始は冬のボーナス商戦や在庫整理のためのセール、福袋や初売りなど、安く購入できる機会が多くあり、特に衣類は春物が出てくる前で冬物を安く買うチャンスなことから、1度購入しようとして見送ったアイテムをセールのタイミングで購入した人も多いのではないかと推察している。

年末年始のセールで購入した商品を男女別で見ると、「衣類・アクセサリー」「コスメ・美容」や「日用品」は女性の方が割合が高く、男性では「パソコン・電子機器」「家電製品」「CD・DVD・ブルーレイ」「自動車・バイク用品」などが多いことがわかった。



年末年始のセールで使った総額をたずねたところ、「3万円未満」(29.4%)がもっとも多く、次いで「1万円未満」(22.7%)」、「5,000円未満」(20.8%)という結果だった。



年末年始のセールでお得になった金額をたずねた問いでは、「5000円未満」(34.9%)がもっとも多く、「1万円未満」(17.0%)、「1000円未満(14.4%)と続いた。



年末年始のセールでお得になった金額を、セール情報を事前に知っていた人とそうでない人で比較してみると、1万円以上得した人の割合は、セール情報を知っていた人が23.4%と、知らなかった人の約1.4倍多くなっている。また、セール情報を知らなかった人の17%は「覚えていない」と回答していることから、安く手に入る機会を意識していなかったと考えられそうだとしている。



今回の調査の結果、購買意欲が高まる年末年始に開催されるセール情報を事前に得ることで、計画的に買い物している人が多いことが明らかになった。




RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事