2024.02.01

FUNEE、ファッションフリマ「digdig」を本稼働 フルフィルメントを代行

SNS運用コンサルティングやメディア運営を手掛けるFUNEEは1月31日、ファッションフリマプラットフォーム「digdig」を本稼働すると発表した。
 
digdigでは、出品者から送られてきた衣類のフルフィルメント(ピッキング・梱包・在庫保管・撮影・採寸)を代行する。出品者の作業を大幅に低減させて市場開拓する。
 
同社は、「『おしゃれが持続可能』な洋服が循環する社会」を目指し、衣類破棄を防ぎアパレルの循環型モデルの構築に取り組む。
 
digdigへの出品希望者は、同社から送られてくる出品キット(袋)に衣類を詰めて着払い発送する。希望する販売価格を入力するだけで出品作業が完了する。同社は受託販売手数料を得る形となっている。


▲digdigの仕組み
 
仮に、出品したアイテムが一定期間売れなかった場合、同社が提携する繊維リサイクル工場へ商品を送り、再利用させるスキームも用意している。
 
digdigは2023年7月、ベータ版として先行してサービスを開始。ベータ版を経ての本格的な提供となる。楊承峻(ヤン・スンジュン)社長は「ベータ版の当初は、どの程度ニーズがあるか不安もあった。しかし、時を経て非常にニーズがあることが分かった。これから本稼働させ、さらなるサービスの拡大に取り組む」とした。
 
digdigは現時点で、出品者をインフルエンサーに制限している。出品者数は758人と拡大し、流通総額も順調に伸長しているという。「今年の春頃には、一般消費者も出品できる仕組みなど、新たなサービスを提供する予定だ」(同)と話している。





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