USJ、NIPPON EXPRESSホールディングスとグッズEC・物流で協業 来春にECサイト刷新

人気テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）」を運営するユー・エス・ジェイは12月15日、日本通運を傘下に持つNIPPON EXPRESSホールディングス（NXHD）とコーポレート・マーケティング・パートナーシップを発表した。NXHDのEC＆ロジスティクスソリューションを活用し、来場者のショッピング体験を向上する。一方、NXHDはUSJ内の一施設に協賛する。

今回の協業により、USJ内物販店の効率的な運営とゲストのパーク体験をさらに向上させることを目指す。NXHDが持つ在庫管理ノウハウを活用し、物販店で品切れが起きないようにするという。

さらにユー・エス・ジェーはNXHDの協力のもと、2024年春にECサイトのリニューアルも計画している。新たなサービスを提供し、物販売り上げの拡大を図る。

NXHDは日本通運をはじめとするNXグループを統括する持ち株会社。日本国内だけでなく、グループで世界49ヵ国・地域、316都市、754拠点を構えるグローバルロジスティクスカンパニーとして、航空、船舶、鉄道、トラック、倉庫を活用し、高品質なロジスティクスサービスを提供している。サステナブルな社会の実現のため、AIやロボットなど最新テクノロジーの導入などDX化を推進し、EC物流領域における新たな価値創造や社会課題の解決に積極的に取り組んでいる。

ユニバーサル･スタジオ･ジャパンは、ハリウッドの人気映画だけではなく、日本のアニメなどのさまざまな世界的人気エンターテイメント・ブランドをテーマとする本格的なアトラクションやショー、ゲストが楽しめるシーズナル・イベントなど、世界最高クオリティのエンターテイメントを提供している。