2023.12.13

「北欧、暮らしの道具店」、スキンケアに参入 ミスト化粧水「オイルインミスト」発売

雑貨や衣類などの開発・販売、メディア運営などを行うクラシコムは12月11日、ライフカルチャープラットフォーム「北欧、暮らしの道具店」において、企画から4年の期間をかけて独自開発した初のスキンケア商品「オイルインミスト」(化粧水)を発売した。これに伴い、「北欧、暮らしの道具店」のWebページ・YouTube動画・ポッドキャストにて、製作秘話や暮らしの中での活用事例などを伝えるスペシャルコンテンツを公開した。

クラシコムの運営する「北欧、暮らしの道具店」は、「フィットする暮らし、つくろう。」をテーマに、北欧を中心としたさまざまな国の雑貨やアパレルを販売しながら、Web記事、音声メディア、ドキュメンタリー、ドラマ作品などを独自の世界観(ライフカルチャー)で発信するライフカルチャープラットフォーム。さまざまなコンテンツにより独自の世界観を醸成し、その世界観に共感する顧客に向けてD2Cビジネス等を展開している。

D2Cの成長戦略として、ターゲットを“「北欧、暮らしの道具店」の世界観を好きな顧客”に限定した上で、開店当初から扱っていた雑貨・インテリアのカテゴリに加え、2017年からはオリジナルアパレル、2021年からはオリジナル化粧品の販売を開始。「カテゴリの花束戦略」と称して販売カテゴリを増やすことで、ビジネスの拡大を図ってきた。


▲カテゴリの花束戦略イメージ図

なかでも化粧品カテゴリは、「雑貨や洋服を選ぶように、メイクも『自分らしさ』を表現する手段として楽しみたい」というコンセプトのもと、2020年4月にアイカラー5種とリップカラー3種を発売。コロナ禍にも関わらず、発売から約1カ月で5000個を販売した。その後も、2021年8月に販売を開始したオリジナルのネイルカラーは、22種類・累計3万個超を販売。ヘアケア・フレグランス・ハンドクリームなども順調に売上を伸ばし、主要な商品カテゴリの1つに成長している。


▲SYMBOLIC EYECOLOR/シンボリック アイカラー SYMBOLIC LIPCOLOR/シンボリック リップカラー


▲SYMBOLIC NAILCOLOR/シンボリックネイルカラー

化粧品の開発・販売により蓄積したノウハウを活用しながら、暮らしの必需品として大きな可能性を秘めた「スキンケア」カテゴリにおいても商品開発を進めていたとし、このほど、「北欧、暮らしの道具店」初のスキンケア商品として、国内生産のオーガニックハーブエキスとオイルを配合した化粧水「オイルインミスト」を発売した。価格は2970円(税込)で、「北欧、暮らしの道具店」のWebサイトにて販売する。

企画開始から足かけ4年をかけて独自開発した本商品は、肌を柔らかに潤すオイルと国内生産のオーガニックハーブエキスを配合した深く心地よい香りのミスト化粧水。肌を潤す化粧水成分と、水分を角質層まで浸透しやすくするオイルの2層構造で、肌のもっとも表層にある皮脂膜と馴染みの良いオイルが、乾燥でこわばりがちな肌を柔らかく整える。そのオイルに引き寄せらせるように肌全体に水分が広がることで、うるおい成分のフィット感が向上する。



手軽に使えるスプレータイプで、霧のように細かなミストが均一に広がり、標高800mの山梨県のオーガニックハーブ農場で育った植物から、時間をかけて抽出したアルテア根エキス、セージ葉エキス、ゼニアオイ花・葉・茎エキスの3種の厳選したハーブエキスを贅沢に使用しているという特徴も備える。

「北欧、暮らしの道具店」は、商品の発売に際しさまざまな形態のコンテンツでその魅力を顧客に訴求しており、今回の初スキンケア商品「オイルインミスト」発売に伴い、4つのWeb記事、YouTube動画、ポッドキャストでアイテムの魅力や開発秘話などを公開した。


▲YouTubeでは、「北欧、暮らしの道具店」スタッフ2名が出演した動画を配信。オイルミストのある生活を描く。

Web記事は、商品の詳細や使用場面を紹介する「『調子いいなの新習慣』シンボリックオイルインミスト/SYMBOLIC OIL IN MIST」、企画意図からハーブ園への訪問レポートなどを含む「【新商品】みずみずしくフレッシュな気分に。香りよく潤すオイルインミストが新発売です!」、3人の女性による2週間使用した感想を紹介する「【きれいな肌をつくるには】30代から60代まで。年齢も肌悩みもそれぞれの3人に『オイルインミスト』を使ってみてもらいました」、スキンケア商品に挑戦した理やオイルインミストに込めた想いを紹介する「【ひと足先に愛用中】どうしてスキンケア? 店長 佐藤に、足掛け4年の思いとおすすめの使い方を聞きました」の4本がラインアップする。


▲WEB記事「開発担当コラム」:企画意図から、ハーブ園への訪問レポートなど


▲WEB記事 使用例:30代〜60代の3人の女性による、2週間使用した感想紹介

「オイルインミスト」の発売にあたり、クラシコム 取締役 副社長(「北欧、暮らしの道具店」店長) 佐藤友子氏は、「暮らしにまつわるものを少しずつ取り扱っていくうちに、私たちもお客さまも日々使い、必要としているスキンケアというカテゴリーでもお役に立てたら、というのを自然に思うようになりました。ただ機能が優れているだけではなくて、使うたびに心を豊かにしてくれるものにしたいと模索する中で、オイルインミストとの出会いがありました。心からいいと思える香りであること、そして使っているうちに肌が心地よくなっていくことをきちんと感じられること。この2つは絶対に妥協をしないと決め、かなりの敏感肌である私自身が、オイルの配合割合や成分の内容を変えたサンプルを数カ月かけて試し、開発担当スタッフたちと一緒に山梨県にあるハーブ農園にも足を運び、1つひとつ納得しながら進めていきました。しっかりと自分の肌や感覚に向き合ったものになったと思っています。このミストがお客さまの日々のお供としてそばにあって、1日の中で『ああ、気持ちがいいな』とホッとしていただける時間が生まれたら、それ以上に嬉しいことはないです」とコメントした。


▲クラシコム 取締役 副社長(「北欧、暮らしの道具店」店長)佐藤友子氏も自らWEB記事に出演





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