2023.11.13

「BASE」、グロースプランの月額利用料を改定 AI自動化、海外販売、販売支援の新機能も発表

BASEはこのほど、ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」において、2024年1月16日に「グロースプラン」の料金改定を行うと発表した。これにより月払いの利用料は、現行の月額5980円(税込)から1万9980円になる。同時に近日拡充予定の新機能として、AIによる自動化を通じて業務効率化を推進する機能や、海外からの注文受付、配送、問い合わせ対応をサポートする「海外販売代行 App」、ショップ間で商品の販売パートナーをマッチングできる「販売パートナー App」を発表した。

BASEの提供する「BASE(ベイス)」は、誰でも簡単にネットショップが作成できるサービス。初期費用・月額費用などの固定費がかからず、商品が売れた際のみ手数料が発生する「スタンダードプラン」と、売上規模が拡大したショップの成長をさらに後押しするための「グロースプラン」の2プランを展開している。

「グロースプラン」は、月額費用が生じる一方で、決済手数料を「スタンダードプラン」よりも引き下げ、業界最安水準の手数料2.9%で利用できるという特徴を備える。

このほど、2024年1月16日に「BASE」の「グロースプラン」の料金を変更すると発表した。月額利用料が現行の5980円/月(税込)から1万9980円/月(税込)に、月額費用の年払いが現行の5万9760円/年(税込)から19万8960円/年(税込)になる。決済手数料の変更はない。ショップの月商が約50万円を超える場合、「スタンダートプラン」よりも「グロースプラン」の方が安価な手数料で利用できるとしている。



同時にBASEは、今冬以降の新機能の拡充について発表した。12月上旬には、2023年4月に提供を開始したAIで商品説明文の生成をサポートする機能に続き、運営の業務負担を軽減する機能をさらに3つ提供する。

海外からの注文受付、配送、問い合わせ対応をサポートし、越境ECに挑戦したいショップオーナーの業務負担を増やすことなく、海外に商品を販売できる機能を提供する「海外販売代行 App」は12月下旬、「BASE」を利用するショップ間で商品の販売パートナーをマッチングできる「販売パートナー App」は来春の提供開始を予定している。「販売パートナー App」は、商品を創ることが得意なショップオーナーと商品を売ることが得意なショップオーナーがマッチングでき、パートナーとなったショップでも商品を販売できるようにすることで売上拡大に繋がる仕組みを提供する。

さらに既存機能のアップデートも予定。12月上旬には「送料詳細設定 App」をアップデートし、届け先の地域や購入商品に応じて送料を設定できる機能に加え、常温・冷蔵・冷凍の温度帯ごとに送料をまとめることが可能になる機能と、商品の個数や重量に応じた送料設定が可能になる機能の追加を予定している。

来春には、「メンバーシップ App」において、ショップ独自のメンバーシップ(会員制度)を作成できる機能を通じて、ショップが設定した特典と顧客が貯めたポイントを注文時に交換できる機能の追加を予定している。機能の拡充により、ショップオーナーの成長をサポートする。




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