2023.10.25

ベースフード、ECなどで販売したパン76万袋を自主回収 特定工場で製造した商品にカビ発生

「BASE BREAD シナモン」「BASE BREAD カレー」「BASE BREAD リッチ」76万袋を自主回収

ベースフードは10月23日、「BASE BREAD シナモン」の特定製造工場における一部製造ロットにおいて、カビ発生が多発する事案が10月20日に判明したと発表した。翌24日には、同じ製造工場で製造した「BASE BREAD カレー」や「BASE BREAD リッチ」においてカビが発生した可能性があると発表した。対象となる約76万袋を自主回収するとともに、該当の製造所での製造中止・出荷停止を行うことにした。

今回、カビが発生した可能性がる商品は、リョーユーパン唐津工場で製造した「BASE BREAD シナモン」(賞味期限2023.10.23~2023.12.12、製造所固有記号+RA)48万2357袋、「BASE BREAD カレー」(賞味期限2023.10.23~2023.12.12、製造所固有記号+RA)26万1584袋、「BASE BREAD リッチ」(賞味期限2023.10.23~2023.10.28、製造所固有記号+RA)2万640袋の計76万4581袋。


▲賞味期限・製造所固有記号 印字箇所(商品パッケージ裏面)

対象商品は自社ECサイトや「Amazon」、「楽天市場」、「Yahoo!ショッピング」といったECサイトに加えて、スポーツジムで販売した。小売店などで販売した商品は含まれていない。対象商品をECサイトで購入した顧客には、個別に順次連絡し、商品回収方法や該当商品の購入費の返金について案内した。対象商品を販売したスポーツジムには、顧客への声がけや、販売前商品の回収を依頼している。

当初は包装および輸送時の包装破損を一部ロットのカビ多発の原因と推察していたが、リョーユーパン唐津工場で製造した商品においてカビ多発の可能性があると判断したという。10月24日には、ベースフードの本社所在地管轄の保健所や消費者庁に自主回収の届出を行った。

今後は製造過程における品質管理体制を一層強化し、同様の事象が起こらないよう再発防止に努めていくという。 





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