2023.10.20

カタログハウス、社運を賭けた新商品 ダブル発熱効果の肌着「フジヒート」発売

斎藤憶良社長が「フジヒート」を紹介

カタログハウスは10月10日、2つの発熱効果を持つ肌着「フジヒート」を発売した。素材から商品を作り上げるのは同社初の試みだという。同11日には、新製品の発表イベントを開催し、斎藤憶良社長は「新たな戦略事業として、今までの主力商品以上に代表する商品に育てたい。社運を賭けたフジヒートシリーズに期待してほしい」と意気込みを語った。

「フジヒート」は富士山溶岩の微粒粉を練り込んだ蓄熱発熱肌着ブランド。今回、冬用のシャツやパンツ、腹巻、靴下などを発売した。


▲モデルが着用したイメージを紹介


▲ラインアップには靴下も

フジヒート事業の責任者である取締役通販生活商品開発部の関根理氏は、「『フジヒート』の特徴は、富士山溶岩を原料としていること。富士山溶岩だけに含まれる酸化鉄が遠赤外線の放射熱による発熱性に大きく貢献しているとお墨付きをいただいている。富士山溶岩の遠赤外線による発熱力と、レーヨンの吸湿発熱性による発熱力の二つの発熱パワーを持っている。他社の発熱肌着にはない誇るべき特徴であると自信を持っている」と語る。


▲取締役 通販生活商品開発部 関根理氏

「フジヒート」は約2年前から製品開発を開始した。製造会社の協力を得て、素材から開発、効果検証などを手がけ、製品化につなげた。


▲お披露目イベントでは原料や製造工程など詳しく紹介した

斎藤社長は、「さまざまな競合が出てくる中、生き残っていくためには、当社でしか買えない良いものを作っていくしかない。発熱肌着は高い需要があるものの、競合が非常に多いカテゴリーでもある。相当良いものを作らないといけない。2年くらいをかけて、自信を持って競合にはないすばらしい商品ができた」と話す。

主力のカタログのほか、ECサイトでも販売する。発売に合わせて主要な全国紙に全面広告を掲載した。今後も積極的に露出を高め、顧客獲得を進める。









RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事