2023.09.23

JAPANNEXT、これまでにないモニターを販売 中小企業の強み生かしサイズや端子数など細かい要望にも対応

ベッカー・サムエル社長

JAPANNEXT(ジャパンネクスト)は2016年から液晶モニターのECを開始した。曲面のモニターや、複数画面のモバイルモニターなど、多様なモニターを販売している。マーケットリサーチをする中で、これまでにない商品を販売することが、売り上げにつながっているという。

BtoCの販路は、アマゾンや自社ECサイトが中心。ヨドバシカメラやビックカメラなど、多くの家電量販店への卸も行っているという。家電量販店のモニター売り場では、国内外の大手メーカーの商品と並べて展示されることも増えてきているとしている。

BtoBの販売では主に、Amazonビジネスを活用しているという。ECの顧客は、企業や大学が中心。大型モニターの注文が入るケースや、小型モニターの大量注文が入るケースが多いのだという。


▲人気の曲面モニター

「BtoBの販売だと、一度に1000台といった注文もある。そういった注文も含め、アマゾンビジネスで効率よく販売できている」(ベッカー・サムエル社長)と話す。

同社では年間約100種類のモニターを発売しているという。サイズや解像度、端子の数など、顧客の細かい要望にも応えられることを意識しているという。「頻繁に新商品を発売できることは、中小企業の強み。今後も商品ラインアップは強化していく方針だ」(同)と話す。

「モニターは、ゲーミングの市場がかなり大きい。今後は日本だけでなく、米国や欧州、中国といった、ゲーミング市場が大きい国でも販売することが、売り上げの拡大につながっていくと考えている」(同)と話す。同社では試験的に、欧州での販売を始めているという。

「日本国内では、少しずつ、モニターのシェアを獲得しつつある。まずはそのシェアをさらに拡大させることを目指していきたい」(同)と話している。





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