ルーフィは10月1日、車両マッチングサービス「ハコブリッジ」において、複数の荷主からの小口荷物を取りまとめて配送する「小口の共同配送サービス」の提供を開始する。冷凍・冷蔵にも対応し、24時間注文が可能な低コスト配送を実現し、「配送コスト削減」「配送の効率化」「ドライバー不足の解消」に貢献を図る。
ルーフィの提供する「ハコブリッジ」は、3温度帯に対応した車両マッチングサービス。これまでは「距離料金制」や「時間料金制」を用いた専属車両（チャーター便）を提供していたが、10月1日より、東京23区を対象（順次拡大）に、複数の荷主からの小口荷物を取りまとめて配送する「小口の共同配送サービス」の提供を開始する。
「小口の共同配送サービス」は、対象エリア内であれば荷物1個からの注文が可能。常温・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応し、利用料は660円/個（税込）～と共同配送ならではの低コストは配送を実現。24時間365日注文を受け付けており、AM便・PM便の2便制により、最短当日の配送が可能だ。
【小口共同配送サービス概要】
昨今、ECサイト利用者増加の影響から、大口配送と比較し、多くの人手を必要とする小口配送が増加している。一方、物流業界では、トラックドライバーの高齢化や労働力不足、長時間労働などの課題が顕在化されており、来年は「2024年問題」により、さらにドライバーの人手不足が深刻化することが予想されている。
こうした状況を受け「ハコブリッジ」では、増加する物流ニーズと深刻化するドライバー不足や今後の物流課題に対応するため、小口荷物を取りまとめて配送する「小口共同配送サービス」の提供に至ったとしている。「配送コスト削減」「配送の効率化」「ドライバー不足の解消」を担うサービスとして、2024年問題の課題解決に貢献できるサービスを推進していく考えを示した。
