2023.07.21

ディーアンドエム、分析ツール「Synavis」提供 オンライン通販のROIを最大化、無料から利用可能

クロス・マーケティンググループのグループ会社であるディーアンドエムは7月12日、オンライン通販事業に特化したLTV分析ツール「Synavis(シナビス)」の提供を開始した。事業者のLTVを軸とした分析、施策立案を支援する。

ディーアンドエムが提供を開始した「Synavis(シナビス)」は、実購買データや広告の出稿データをもとに、集計・分析・予測を行い、広告投資・経営判断に必要となる定量的な最適解の算出ができるSaaS型の分析ツール。

現在のLTVを高い精度で把握できることはもちろん、任意の期間における購入者属性、獲得媒体、オファー、クリエイティブなど、さまざまな切り口での分析をボタン1つで簡単に行うことができる。これによりマーケティング経験の浅い人でも、LTVを軸とした分析、および施策立案が可能となる。

さらに、同じクロス・マーケティンググループ傘下でDX/AI領域に高度な知見を持つMDIU社のサポートのもと、機械学習機能も実装。蓄積されたデータに基づいた定期購入の継続率の予測も可能とした。

「売上分析」「定期分析」「都度分析」のみのプランは無料で利用が可能。フルスペックで利用可能な「Basic」プランでも初期費用0円・月額7万円、機能を絞った「Light」プランなら初期費用0円・額5万円のローコストで利用を開始できる。

国内の卸売業、小売業のEC化率は年々上昇しており、近年ではコロナ過によるデジタルシフトの流れからオンライン販売への参入が加速している。一方で、オンライン広告の多様化や広告規制の強化により顧客獲得難易度が高まり、獲得単価の上昇が見受けられる。

こうした状況で通販事業者がROI(Return On Investment)を最大化するには、現在のLTV(Life Time Value)を正確に把握、分析したうえで、最適な獲得単価を導き、広告投資を行う必要がある。

しかしながらLTVの正確な把握には、さまざまなデータをかけ合わせて分析する必要があり、分析難易度が高く、担当者の負担になっていた。特に、定期通販モデルを採用している事業者ではこの課題が顕著だったとし、「Synavis」の提供に至ったとしている。




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