2023.04.06

低アルコール飲料のD2C「koyoi」、Z世代が好む商品を開発 スマドリと共同で

スマドリ 加藤寛康ブランドマネージャー(左)とSEAMの石根友理恵CEO(右)

低アルコール飲料のD2Cブランド「koyoi(コヨイ)」を展開するSEAM(シーム)はこのほど、スマートドリンキング(お酒の飲み方の多様性)の理解浸透を図るスマドリと共同で、Z世代が好む低アルコール飲料を開発するプロジェクトを開始した。
 
スマドリが運営するバー「SUMADORI‐BAR SHIBUYA(スマドリバーシブヤ)」にZ世代のユーザーを招き、複数回にわたって、ワークショップを実施した。Z世代の”生の声”を集め、商品開発に反映する。
 

▲ワークショップの様子

3月4日に実施したワークショップの初回では、新商品の飲用シーンのアイデアを出し合った。4月1日には、アイデアを元に開発した商品の試飲会を行った。数種類の試作の中から、最も反応の良い商品を一般販売する。

スマドリと共同開発する経緯について、「当社が掲げる『お酒に強い人も弱い人も、お酒を片手に幸せな人生を送ってほしい』という理念がスマドリさんの理念とも一致していると考え、当社からお声掛けしたのがきっかけだった」(石根友理恵CEO)と説明する。



ワークショップを通じて、Z世代の特徴も明らかになった。飲用シーンのヒアリングを行ったとき、「家族や友人、恋人と素敵な時間を過ごすときにお酒を飲みたい」という声が多かったという。

「Z世代の皆さんは、意外と現実的で、大事な人との時間を楽しみたいと考えていることが分かった。今後、Z世代に向けた商品を開発する際は、『現実』『身近な人を大事にする』の2点がキーワードになるだろう」(スマドリ 加藤寛康ブランドマネージャー)との見解を示す。




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