2023.04.03

W2、ECプラットフォームがBtoB後払い決済「GMO掛け払い」と連携

EC事業の「成功」にこだわる最先端ECプラットフォームを展開するW2は3月30日、定期通販特化型カートシステム「W2 Repeat」および、ECサイト構築/カートシステム「W2 Unified」において、GMOペイメントサービスが提供するBtoB取引向け後払い決済サービス「GMO掛け払い」との連携を開始した。これにより「W2 Repeat」「W2 Unified」を利用する事業者は、「GMO掛け払い」の導入をより短期間・効率的に行うことが可能になった。

W2は、ECと店舗を通じたより滑らかな購買体験を実現するビジネスブランド「W2 Unified Commerce」において、D2Cリピート通販向けECプラットフォーム「W2 Repeat」、OMO/オムニチャネル対応型総合ECプラットフォーム「W2 Unified」を展開している。

このほど、両プラットフォームにおいて、GMOペイメントサービスが提供する「GMO掛け払い」と連携し、一般受付を開始した。これにより「W2 Repeat」「W2 Unified」を活用してBtoB取引に対応したECサイトを構築する事業者は、「GMO掛け払い」をより短期間、かつ効率的に導入できる。

BtoB取引向けの後払い決済サービス「GMO掛け払い」は、法人・個人事業主にかかわらず、定期的に利用のあるルート営業の取引先や、サブスクリプション型サービスを利用の顧客など、オンライン(EC)・オフライン(対面)を問わず全てのBtoB取引で利用できる。与信審査・請求書発行・入金管理・未入金時の督促といった業務をGMOペイメントサービスが代行するため、事業者は請求業務の効率化が図れる。さらに取引先の支払い状況にかかわらず、代金の未回収リスクはGMOペイメントサービスが負担し、ひと月分の取引の売掛金を所定日に入金する。

日本国内のBtoC EC市場規模は、2021年時点で20.7兆円、EC化率は2017年の5.79%から8.78%となっている。また、BtoB EC市場規模は202年で372.7兆円で、EC化率は2017年の29.4%から35.6%となり、BtoC・BtoB取引ともにEC化が進んでいる。

コロナ禍の生活者の購買スタイルの変化により成長する日本のEC市場は、今後ものびしろが期待されるマーケットである一方、EC事業者側は売上の増加に伴うバックオフィス業務の効率化が、事業成長における課題となっている。

この課題に対し「W2 Repeat」と「W2 Unified」では、GMOペイメントサービスが提供するBtoC EC取引向け後払いサービス「GMO後払い」と連携し、アパレルや食品などのBtoC向けのEC事業を行う顧客に利用されてきた。このほど、さらに広い業種の顧客に利用してもらえるよう、BtoB EC取引向け後払いサービス「GMO掛け払い」との連携を開始したとしている。

GMOペイメントサービスが提供するBtoC EC取引向け後払い決済サービス「GMO後払い」とBtoB取引向け後払い決済サービス「GMO掛け払い」は、リアルタイム与信の提供、業界最低水準の料金、事業者の運用に応じた柔軟なカスタマイズができることなどの特徴を備えている。「eビジネスに関わる人全てを幸せに」をミッションとするW2は、ともに事業を拡大していけるパートナーとして顧客の課題解決に取り組んでいく考えを示した。




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