2023.04.03

【記者が迫る】一元管理「TEMPOSTAR」が掲げる第3の選択肢『ハイブリッドカスタマイズ』の違いとは?

ECソリューション企画開発部 ECソリューション開発チーム マネージャー 麻生顕司氏(左)とECソリューション企画部 部長 市橋和彦氏(右)

老舗だからこそ気付いたニーズ


――SAVAWAYは「一元管理システム」のベンダーとして老舗だが、「ハイブリッドカスタマイズ」を採用するに至った経緯は?

市橋:2004年に創業していますので、「一元管理システム」のベンダーとしては一番歴史がある部類になります。当社の旧製品では個別環境でのカスタマイズに対応してきました。ECモールの仕様変更には、それに対応したモジュールを個別環境で建てたシステムに反映させて、何とか同期していく形で対応していました。そのようなやり方だったので、古いバージョンのまま使い続けている事業者さんがいたり、不具合が生じる事業者さんが出たりするケースもありました。

システムのカスタマイズも完全に個別で作り込んでしまうので、同じようなカスタマイズを別々に手掛けることもありました。これをまとめてできたら、効率よく、導入企業の負担も少なくできるのにという思いがありました。

そういった反省から、2015年の「TEMPOSTAR」リリース時から1つのシステムで最新性を保ちながら、カスタマイズにも対応していく「ハイブリッドカスタマイズ」のソリューションとして提供しています。


▲ECソリューション企画部 部長 市橋和彦氏

――どのような事業者がターゲットになるのか?

市橋:月額1万円からカスタマイズ無しでも利用できますので、スタートアップ企業にも導入していただいています。出荷件数が月間200件を超えると、スタッフの対応では回らなくなり、一元管理システムの導入を検討すると言われますが、その最初から導入していただくことも多いです。

最初からカスタマイズを望まれる事業者さんは中堅・大手企業が多いです。基幹システムと連携する際に、「TEMPOSTAR」を挟むことでECモールの仕様変更の影響を受けない形にしたいという要望があります。

ECモール側の仕様変更の頻度の多さを知り、「TEMPOSTAR」を導入していて本当に良かったとおっしゃられる大手企業もありました。

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