AmidA HD、第3四半期の売上は6.9％増の21億円超に 情報系サイトへの流入拡大が寄与

印鑑のECサイト「ハンコヤドットコム」を運営する、AmidAホールディングスの19年7月―20年3月期（第3四半期）の連結売上高は、運営する情報系サイトへの流入が増加したことで、前年同期比6.9％増の21億9700万円になった。
　
EC事業「ハンコヤドットコム」の商材セグメント別売上高は、彫刻（印鑑・印鑑ケース）が同5.5％増の13億7157万円、スタンプ（浸透印・ゴム印）が同7.9％増の5億4477万円、印刷（名刺・カレンダー）が同2.2％増の1億8885万円だった。
　
「印鑑うんちく辞典」といった顧客向け情報コンテンツが自然検索で上位表示されたことで、グループサイト全体の訪問客数（流入数）は同51.9％増の1327万3651件となり、大幅に増加した。
　
流入数のうち実際に購入に至った割合（CVR）は同1.1ポイント減少の2.4％。購入を目的とする顧客への販売系サイトの自然検索順位が上昇し、受注件数は同4.0％増の1万2104件だった。
　
その結果、EC通販事業の客数は同4.5％増の31万2419人、客単価は同2.3％増の7035円だった。
　
営業利益は、販管費の削減に努めた結果、同33.2％増の2億1800万円となった。