2020.05.14

大幸薬品、台湾子会社が事業譲受 EC販売の好調を受け

台湾の販売代理店から「クレベリン」の販売事業を譲受

大幸薬品は4月30日、台湾の現地法人「台湾大幸薬品股份有限公司」が、台湾の販売代理店からクレベリン販売事業を譲り受けた。同代理店は近年、「クレベリン」の台湾でのネット販売を急成長させている。事業譲受により、販売強化とECの知見を蓄積する狙い。
 
クレベリン販売事業を譲渡した台湾の販売代理店は、Fortune River Biotech Inc.(FR社)。
 
FR社が手掛けてきた「クレベリン」販売事業、事業運営に関わる資産などを譲り受けた。事業の売上高は約1億9000万円。将来的には台湾を拠点とした近隣諸国への展開も視野に入れている。
 
台湾では売上高のほとんどをECが占めている。「特に2019年から、台湾での『クレベリン』ECが成長し始めている」(経営企画室)としており、今後のマーケティングやコスト効率の面からも、事業譲受を決めたという。

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事