2022.11.18

ACD、中国向けEC「全日空海外旗艦店」のダブルイレブン実績を公開 売上145%を達成

全日空の冠のもと、日本の特産品や逸品を販売する中国向けオンラインショップ「全日空海外旗艦店」を運営するACDは11月16日、中国最大の商戦「ダブルイレブン」(W11)の実績速報を公開した。「天猫国際(Tmall Global)」の清酒焼酎カテゴ、リトップ20の中に12商品がランクインするなどの反響があり、「全日空海外旗艦店」の全体売上金額は昨対比145%を達成した。

ANAホールディングスが出資するACDは、ANAネットワークを活用し「商売に国境をなくす」というミッションの下、中国市場開拓支援サービスを提供。全日空の冠のもと、日本の特産品や逸品を中国市場へ安心・確実なスキームで届ける中国向けオンラインショップ「全日空海外旗艦店」を運営している。



「全日空海外旗艦店」は、越境ECの実績を認められ、2020年にアリババ社よりオファーを受け中国市場最大のECプラットフォーム「天猫国際(Tmall Global)」に出店。2021年9月からは「京東(JD.com)」にも出店している。このほど、両モールにおいて10月31日~11月11に開催した、中国最大の商戦「ダブルイレブン」(W11)の2022年の実績速報を公開した。

「天猫国際」「京東」全体で昨対比200%以上の集客を記録し、全体売上金額は昨対比145%を達成した。

商品ランキングにおいては、「天猫国際」の清酒焼酎カテゴリにおいて、トップ20に12商品がランクインした。(1位:日本盛、4位:日本盛、6位:肥前蔵心、10位:LINK888、11位:庭の鶯、14位:竹泉、15位:半蔵、16位:日本盛、17位:山形正宗、18位:竹泉、19位:半蔵、20位:山丹正宗)。



このランキングで1位を獲得した「日本盛生原酒」は、「天猫国際」「京東」全体で初日販売本数が昨対比130%超えを記録。ダブルイレブン期間全体の販売本数は1万6000本を突破し、販売本数対比約150%を達成した。

店舗ランキングにおいては、「天猫国際」の国際店舗(清酒焼酎カテゴリー)で初日1位を獲得、「京東」の市場全体で開始1時間以内の1位(清酒焼酎カテゴリー)を獲得した。

ACDの担当者は、「コロナによるロックダウンの影響が各所で見られる中でのW11開催となりました。弊社倉庫のある寧波(浙江省の都市)でも、10月14日からロックダウンがあり、物流への不安から開催が危ぶまれる時期もありましたが、 W11開始直前に解除となり、無事に開催することができました。例年行われていた売上金額発表が無いため、市場の見通しが立たない点は残念ですが、全日空海外旗艦店は無事に販売本数145%を達成しました。従来から力を入れていた天猫の販売だけではなく、JDの販促にも注力したことで好調となりました。中国における日本酒の人気は根強く、市場は今後も拡大すると感じさせるW11でした」とコメントした。




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