2022.11.18

エアークローゼット、住友商事と業務提携 長期的なサーキュラーエコノミーを推進

エアークローゼットは11月15日、住友商事と業務提携した。ファッション領域、家具家電領域において新たなビジネス機会の創出を進め、長期的なサーキュラーエコノミーの推進を目指す。

エアークローゼットはこのほど、2021年9月より資本提携を結んでいた住友商事と、長期的なサーキュラーエコノミーを推進していくパートナーとして業務提携を開始した。

本業務提携により新たなビジネス機会の創出の推進していくとし、ファッション領域においては、ユニフォームのレンタル・クリーニング等の法人向けビジネスを企図する。また、住友商事が有する幅広い国内外のネットワークを活用し、新たな提携ブランドの開拓を推進する。家具家電領域においては、メーカー公認月額制レンタルモール「airCloset Mall(エアクロモール)」において、新たな提携メーカーの開拓をはじめとしたマーケティング連携を推進する。

廃棄物を出すことなく資源を循環させる経済「サーキュラーエコノミー」は、環境負荷の低減と経済成長の両立が可能なモデル。エアークローゼットは、創業当初よりシェアリングを軸に事業展開を行なっており、2022年2月にはファッション事業における衣服廃棄ゼロを達成するなど、事業運営を通して「サーキュラーエコノミー」推進を図ってきた。

今後さらに「サーキュラーエコノミー」を推進すべく、事業を通じて資源の持続可能な利用の取り組みに幅広いネットワーク・ノウハウを持ち、メディア・リテイル事業分野の顧客基盤・ソリューション力を有する住友商事との業務提携に至ったとしている。

住友商事の安藤建太氏は、「社会構造の変化を踏まえた新たな取り組みが必要とされる中で『サーキュラーエコノミー』を実践しているエアークローゼット様の事業内容、及びデータを駆使し、デジタル・双方向・パーソナライズによりお客様との高いエンゲージメントを実現するデータドリブンな事業特性に共感し、業務提携に至りました。両社の業務提携により、生活者目線で社会課題に向き合い、暮らしが楽しくなるライフスタイルを協働で提案してまいります」とコメントした。

エアークローゼットは、本提携により循環型ビジネスを拡大させ、日本社会におけるファッション・家具家電領域でのサスティナブル消費の定着を目指すとしている。




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