2022.09.20

オプト、複数ECモールのデータを総合的に収集できる「Oxcim β版」で「楽天市場」の分析が可能に

オプトは9月20日、複数のECモールを総合的に判断し、クロスチャネルで最適化を目指す業界初のSaaS「Oxcim (オキシム) β版」において、「楽天市場」のECデータ分析に対応したと発表した。これにより、「Amazon」と「楽天市場」のECデータを1つの管理画面で同時に分析できるようになった。

今まで開示されていなかったため計測の難しかった「楽天市場」での競合分析や自然検索と広告の掲載順位の計測が可能になる。「Oxcim」に実装していた「Amazon」の分析と合わせ、国内ECモールにおいてトップ2の市場規模を誇る「楽天市場」と「Amazon」のマーケット状況の分析やポジショニング、問題発見、売上の要因の分析が1つの画面でできるようになり、ECモールでの売上拡大に向けクロスチャネルで最適化を目指すことが可能になった。

「Oxcim β版」は、ECモールでの売上拡大に向け、マーケット状況の分析やポジショニング、問題発見、売り上げの要因まで一連のプロセスにおける分析が容易に行えるようになる。メーカー企業のECモール攻略を支援する無料のデータ統合プラットフォームであり、デジタルマーケティング業界を牽引してきたオプトの運用知見を凝縮させているのが特徴だ。


▲「Oxcim β版」の特徴

今回、新たに提供を開始した「楽天市場」の分析機能では、「マーケットビュー」や「KPIビュー」などの機能を備えている。「マーケットビュー」では、「楽天市場」における、商品カテゴリーごとのTOP100の売り上げ規模が分かる。指定した商品の売り上げを商品管理番号ごとに確認することも可能。


▲「マーケットビュー」機能のイメージ

「KPIビュー」機能では、自社商品のブランドごとに売り上げなどを確認したり、期間や競合を設定して他社の売り上げと比較したりできる。ECモールの売り上げを構成する閲覧数やCVR(顧客転換率)、販売単価の分析にも対応。「楽天市場」の管理画面では計測の難しい、商品画像枚数・価格割引率・ランキングなどの分析も可能だ。


▲「KPIビュー」機能のイメージ

「Oxcim」は2022年度中に「PayPayモール(旧Yahoo!ショッピング)」への対応も完了する予定。年内で200社へのサービス提供を目指している。





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