2022.04.06

esportsパーク「RED° TOKYO TOWER」に総合決済サービス「VeriTrans4G」を提供

デジタルガレージの子会社で、決済事業を手がけるDGフィナンシャルテクノロジーはこのほど、東京eスポーツゲートが4月20日に東京タワーフットタウン内にオープンするesportsパーク「RED° TOKYO TOWER(レッド トーキョータワー)」のチケット販売サイトに、総合決済サービス「Veritrans4G」の提供を開始する。eスポーツ市場の成長を背景に、eスポーツ事業者との連携強化を図る。

DGフィナンシャルテクノロジーの提供する「VeriTrans4G」は、クレジットカード、コンビニ、銀行などの基本決済はもとより、電子マネー、キャリア決済、「PayPay」をはじめとする各種ID決済のほか、「銀聯」「Alipay」「PayPal」等の国際決済まで業界最多レベルの決済手段に対応した総合決済ソリューション。このほど、東京タワーフットタウン内に4月20日にオープンする「RED° TOKYO TOWER」のチケット販売サイトに、「Veritrans4G」の提供を開始する。チケット販売サイトの決済システムとして、システム連携時の拡張性や柔軟性、高い安全性などが評価されたとし、入場チケットやイベントチケットなどの購入時にクレジットカード決済、コンビニ決済での支払いを可能にする。

東京タワーを拠点に、eスポーツ/エンタメの拡張事業を展開する東京eスポーツゲートが手がける「RED° TOKYO TOWER」は、東京タワーフットタウン内の広大な商業エリア約5600㎡に開業する日本最大規模のeスポーツ施設。eスポーツファンをはじめ「最新トレンドに敏感な10代後半から30代前半の男女」をメインターゲットとしており、eスポーツの大会や音楽ライブ、ファッションショーなどのライブエンターテインメントを開催するリアルイベントとXR映像配信のハイブリッド型アリーナを軸に、最新ゲームの体験エリアや配信スタジオ、ショップなどを展開する。

新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で在宅時間が増えたことなどを背景に、世界中でオンラインゲームを中心としたeスポーツを楽しむ人々が大幅に増加した。世界のeスポーツ市場規模は、2021年には10億ドルを突破し、eスポーツのプロリーグ戦やトーナメントの観戦、視聴経験があるユーザーは4億6510万人に登ると予測されている。

日本では、家庭用ゲーム機が先行して普及していたが、競技連盟「日本eスポーツ連合」の設立や法整備の検討などが始まり、eスポーツ大会を開催しやすい環境の整備が進行している。経済産業省もeスポーツを成長市場として、2025年に約3000億円規模の市場成長を目標に設定し、各種活性化施策の展開を検討している。

DGフィナンシャルテクノロジーはeスポーツ市場の成長を背景に、今回の東京eスポーツゲートとの連携を皮切りとして、キャッシュレス決済サービスの提供を通じた各種eスポーツ事業者との連携を強化していくとしている。DGグループは、決済とデータを融合したグループ戦略「DGフィンテックシフト」を掲げ、決済サービスから送金サービスまで、事業者・消費者間のお金のやり取りをDX化するサービスを展開。決済事業を展開するDGフィナンシャルテクノロジーを核として、グループのみならず、さまざまな領域の戦略パートナーと次世代DXビジネスを共創していくことで、日本のキャッシュレス化、DX化を支援し、持続可能な社会の発展に貢献するとしている。




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