2022.03.28

キューサイ、新社長に佐伯澄氏が就任 売上300億円の早期実現目指す

代表取締役社長に就任した佐伯澄氏

キューサイは3月25日付で取締役の佐伯澄氏が代表取締役社長に就任したと発表した。ウェルエイジング支援No.1企業を目指し、新たな経営体制のもと、中期目標の達成に向けて邁進する。

Q-Partners(アドバンテッジパートナーズ、ユーグレナ、東京センチュリーが出資する特別目的会社)が2021年2月、キューサイの全株式を取得し、グループ会社になった。Q-Partnersのサポートのもと、業務改善や経営方針であるMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の策定、中期経営計画の策定を推進してきた結果、M&A初年度である2021年度の売上高は256億円(2020年度の売上高は246億円)とプラス成長を達成している。

2022年度は昨年策定した中期経営計画の初年度となり、本格的な実行段階を迎える。2025年度に売上高300億円という中期目標の早期実現に向け、事業戦略の推進をさらに確実なものにするため、通販分野への深い知見と、経営者としての豊富な経験を併せ持つ佐伯澄氏が代表取締役社長に就任することになった。



佐伯澄氏は、「当社は55年を超える歴史のなかで、“お客さまの健康と幸せ”に貢献するべく、ケール青汁の製造・販売を始め、ヘルスケア事業、スキンケア事業、医薬品事業など、ご提供する商品・サービスの領域を広げてまいりました。一貫して大切にしてきたことは、『お客さまに寄り添うこと』です。常にお客さまの声に耳を傾け、お悩みに寄り添い、安全・安心であることはもちろん、効果を実感できる商品だけをお届けしてまいりました。このお客さま起点で考える姿勢を継承しながら、今後はさらに『お客さま満足』の向上を追求し、デジタルや先端技術も活用した『新しい顧客体験』を生み出してまいりたいと考えております。カラダもココロもすこやかで、いくつになっても“人生初”に踏み出せるよう、年齢を重ねることを前向きに捉えられる世の中の実現に貢献する『ウェルエイジング支援No.1企業』を目指してまいります」とコメントしている。

佐伯澄氏は、1996年に大学を卒業後、東京三菱銀行(現三菱UFJ銀行)に入行し、その後米国ケースウェスタンリザーブ大学院(MBA)留学した。2005年住友商事に入社し、約13年勤務する中で、海外での事業投資及び事業会社経営に従事。海外でのテレビ通販事業の立ち上げ、仏合弁事業(流通・メディア事業)の取締役や、ニュージーランドにおける総合野菜果汁加工メーカーのCEOを歴任。住友商事退職後、Amazonにて、Amazon Freshの事業立ち上げを主導した後、2018年8月よりMOA(現XPRICE)の代表取締役に就任。マルチチャネルを展開する総合eCommerce企業へと成長を牽引(2019年楽天市場にてグランプリ受賞)。その他、さとふる取締役等を歴任。2022年1月よりキューサイの取締役を務める。



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