2022.03.24

エニグモ、売上7%増の76億円 「BUYMA」取扱高は676億円に

海外通販サイト「BUYMA(バイマ)」を手掛けるエニグモの2022年1月期の売上高は、前期比7.6%増の76億1674万円だった。成長率は鈍化したものの過去最高の売上高となった。「BUYMA」の総取扱高は、同7.4%増の676億7469万円だった。
 
「BUYMA」の取扱件数は、同3.2%増の295万7037件となった。サイト内検索機能やカートの改修、出品者向けのツール提供など、購入者・出品者双方の利便性向上に向けた施策が、取扱高の拡大につながった。
 
1年間で約110万人の新規会員登録があり、「BUYMA」の会員数は累計968万8721人となった。そのうち直近1年間で購入履歴のある「アクティブ会員」は136万3842人で、1年間で約5万人増加した。
 
営業利益は同2.0%減の29億7121万円、経常利益は同1.7%減の29億7907万円、当期純利益は同2.1%減の20億5519万円だった。
 
今期は「BUYMA」でのアパレル販売に加え、アウトドア用品や家具といった商材の取り扱い、旅行事業といった新規事業も強化していく。「長引くコロナ禍で消費マインドの落ち込みが続いている状況だ。外部環境によらず長期にわたって愛されるサービスになるべく、積極的な事業投資を行っていく」(須田将啓代表取締役)と話す。



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