2022.03.12

「Arpege story」、EC売上38億円に 今春のイメージモデルには元乃木坂46・生田絵梨花を起用

アルページュ 野口麻衣子社長

レディースアパレルブランド「Apuweiser-riche(アプワイザー・リッシェ)」などを展開するアルページュは、自社ECサイト「Arpege story(アルページュストーリー)」を運営している。ファンからの支持が厚く、堅実に成長を続けており、2022年2月期のEC売上高は、前期比15%増の38億円となった。特に自社サイトの伸長が目覚ましく、前期比50%の増収となったという。今年2月には、イメージモデルに元乃木坂46の生田絵梨花を起用した、今春の新作コレクションを、自社サイトで発表した。大きな反響があったという。

同サイトでは、「Apuweiser-riche」の他、「JUSGLITTY(ジャスグリッティー)」や「Rirandture(リランドチュール)」「Mystrada(マイストラーダ)」「CADUNE(カデュネ)」「Arpege story」といったブランドのアイテムを販売している。購入者の内、約4分の3がリピーターだという。


「Arpege story」のトップページ

同社では、「自社サイトでの、ファンに向けた情報発信を大切にしている」(野口麻衣子社長)としている。例えば、サイトでは、商品の魅力や、ブランドの世界観を表現した写真を掲載する「ウェブアルバム」が好評となっている。2017年から毎月1回の頻度で発信しているそうだ。

スタッフによるコーディネートの発信にも力を入れているという。各ブランドのインスタグラムアカウントで、インスタライブを積極的に行うなど、顧客とのコミュニケーションを重視している。自社サイトが最も伸びており、2022年2月期の自社サイトの売上高は、前期比50%増になったという。

「Apuweiser-riche」の今春のコレクションでは、女優・歌手として幅広く活躍する生田絵梨花をイメージモデルに起用。今年2月10日には、同サイトで、生田がまとう新作コレクションを公開した。

「公開後、大変大きな反響があった。生田絵梨花さんが持つ、女性が憧れる『透明感』『才色兼備』といった特徴やイメージと、ブランドの親和性が高いと感じている」(同)と話している。


「Arpege story」
https://ap-story.jp/




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