2021.11.17

Amazon、「Amazonロッカー」を全国1800カ所に拡大 Bluetoothで簡単・非接触で解錠可能に

好きなタイミングで受け取りできる「Amazonロッカー」(画像は「Amazon Hub」の紹介ページから)

Amazonは11月15日、「Amazon Hub」サービスにおける「Amazonロッカー」のネットワークを大幅に拡大し、全国1800カ所以上にロッカーの設置を増強したと発表した。これに伴い、ロッカーの機能の追加・改善も実施し、より多くの顧客に、簡単かつ便利で信頼性の高い商品の受け取り方法を提供する。

「Amazon Hub」は、Amazonで注文した商品をコンビニエンスストアや駅、スーパーなど、購入者が日常的に利用する場所で商品を受け取るためのサービス。利用者は購入画面で、希望するロッカーまたは店舗のカウンターを配送先として選択できる。荷物を受け取るために在宅の必要がないため、自身の都合のよい時間に受け取ることが可能だ。

このほどAmazonは「Amazonロッカー」のネットワークを大幅に拡大し、東京、埼玉、千葉、大阪を含む全国23都道府県、全国1800カ所以上にロッカーを増強した。130近い提携企業がロッカーを設置し、顧客の多様なライフスタイルに合わせて注文商品を受け取ることができるとしている。

今回のネットワーク拡大に加え、ロッカーの機能の追加・改善も行った。新しいロッカーはコンパクト化を図り、より狭いスペースへの設置を可能にしたことで、多くの提携企業が設置可能となった。また、完全な非接触型となり、利用者はバーコード読みとりやタッチスクリーンの代わりに、Bluetoothを使ってロッカーを開けることができるようになった。アプリ上の案内も簡素化し、利用者の受け取り場所の見つけやすさ向上を図った。


Bluetoothで解錠可能になった(画像は「Amazon Hub」の紹介ページから)

今回の「Amazonロッカー」ネットワークの拡大にあたり、アマゾンジャパン アマゾンロジスティクス ディレクターのアヴァニシュ ナライン シングは氏、「『Amazonロッカー』は、宅配便に代わる安全で便利な選択肢が欲しいというお客様のご要望にお応えし、お客様により多くの選択肢を提供します。また、お客様に素晴らしいサービスを提供できるだけでなく、地域の企業と提携することで、ビジネスの拡大をサポートさせていただけることを嬉しく思います。『Amazonロッカー』のネットワークを日本全国に拡大していく中で、より多くの日本企業と協働できることを楽しみにしています」とコメントした。




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