2021.10.23

20%成長の「白瀧酒造」 、サイトリニューアルで日本酒と化粧品のサイトを統合

広報担当 松村舞子氏

清酒や化粧品の製造・販売を手掛ける白瀧酒造のEC事業は、2021年6月期のEC売上高が前期比20%増となるなど好調だ。10月4日には、利便性のさらなる向上を目的に、自社ECサイトのリニューアルを行った。

新潟に酒蔵を構える白瀧酒造の酒造りは、安政2年(1855年)に越後湯沢で始まったそうだ。雪国の越後湯沢では、冬に降り積もった雪が、雪どけ水となり、50年ほどかけて美しい地下水になるのだという。同社の日本酒は、そうした水を「仕込み水」として採用している。


酒づくりの様子

同社の看板商品は、水のようにやわらかな口当たりの日本酒「上善如水」シリーズだ。その他、季節限定の商品や、ギフト用商品の注文も多いという。2009年からは化粧品の販売も手掛けている。

今年10月には、自社ECサイトをリニューアルした。「従来は、日本酒と化粧品を、それぞれ異なるECサイトで販売していた。『一緒に購入できるようにしてほしい』という顧客の声が増加したことから、より便利に利用してもらうため、カートを一本化した」(広報担当・松村舞子氏)と話す。


リニューアルしたサイトのトップページ

リニューアルでは、公式ホームページ(ブランドページ)をオンラインショップに統合。顧客の利便性を高める「マイページ機能」も追加した。マイページでは、「お気に入り登録」「発送先複数登録」「再購入」が行えるようになった。リニューアル記念として、同サイトで使用できる500円オフクーポンも付与している。同社のスキンケア商品を会員限定価格で試用できるキャンペーンも2022年3月まで開催している。今後も会員限定のサービスを拡充させていくとしている。

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