2021.10.02

ANAケータリングサービス、ECサイトでの機内食販売数が100万食超 国際線の味を自宅で

企画営業課・原木大地氏(写真左)と石井恭平氏(写真右)

ANAホールディングス傘下のANAケータリングサービスは、機内食のネット販売が好調だ。楽天市場店と全日空商事が運営する「ANAショッピングA―style(エースタイル)」での累計販売数は、累計100万食を超えている。

「楽天市場」で販売している機内食は、実際に国際線のエコノミークラスで乗客に提供しているものだ。子ども向けの機内食やファーストクラスで提供する皿も、「楽天市場」で販売している。

機内食は複数の商品を一つのセットにまとめて販売している。3種類入りのセットや6種類入りのセットを用意している。顧客に満足してもらえるよう、充実した商品ラインアップを心掛けている。

商品名も工夫している。

「お客さまが思わず笑顔になるような商品名を名付けている。『どの商品にしようかな』とお買い物を楽しんでもらいたい思いもある」(企画営業課・原木大地氏)と話す。

「機内食メインディッシュ 機内食総選挙~2位の逆襲~」や「機内食メインディッシュ 雲の上のレストランセット~心躍るひと時を~」のような商品名で販売している。

ANAケータリングサービスは昨年12月から、「楽天市場」で機内食を販売している。販売を開始してまだ10カ月だが、多くの一般消費者からの購入につながっている。

「当社からプレスリリースを発信したところ、航空専門紙やテレビなど多くのメディアに取り上げられた。購入者が自分のSNSで食べた感想を投稿してくれたことも、認知度加速につながった。ただそれで満足するのではなく、ユニークな商品名を常に考えて、実際に名付けたことが購入につながっている要因だ」(同)と話す。

今後は動画の活用を検討している。商品紹介に動画を用いることで、世界観やより詳細な商品イメージを顧客に届けられると考えている。


「ANA公式ギフトショップ楽天市場店」
https://www.rakuten.ne.jp/gold/ana-findelish/




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