2020.04.04

【ここがターニングポイント!】 ロケットファクトリー、コンサル型CFで独自路線

八田浩社長(写真右)と「福井ワイルドラプターズ」の小松原鉄平球団社長

中小企業支援を手掛けるロケットメイカーズは、コンサルティングと販売代行を一体化させたクラウドファンディング(CF)サービスを展開している。商品開発の段階から一気通貫で企業を支援し、既存CFサービスとの差別化を図っている。

同社は2019年11月に開設したCFサイト「ロケットファクトリー」で、支援先である中小企業各社の製品を販売している。「商品企画などのコンサルティングの面でも企業側に働き掛ける、既存のCFから一歩踏み込んだ『共創型』のCFサービス」(八田浩社長)だと表現する。

3月10日には、野球独立リーグ・ルートインBCリーグの「福井ワイルドラプターズ」との業務提携を発表し、球団グッズ8点の先行販売を自社サイトで開始した。ラインアップは、地元企業とコラボしたTシャツなど、地域性を前面に出した商品が多い。

「目指すのはCFを通しての企業・地域の活性化。多くの人を巻き込むCFは、ファンビジネスとも相性が良い」(同)と事業拡大への意気込みを語る。


「ロケットファクトリー」

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