palan、商品ページにAR活用 EC向け3Dデータ支援ツール

ARのシステム開発などを手掛けるpalanは1月28日、3Dデータを管理できる支援ツールを発表した。ARを活用し、商品のサイズや質感をウェブ上で再現。ECサイトのUX向上を図る。
　
「palan 3D」は、ノーコードで3Dデータを管理・編集・利用できる支援ツール。特別な技術を必要とせず、ウェブブラウザー上で利用が可能だ。「従来のECでは伝わりにくかった商品の魅力を、ARを活用し発信していきたい」（齋藤瑛史代表）と開発の背景を話す。
　
3DモデルをECサイトと連携することで、より高度な商品紹介が可能となる。「家具の試し置きや、コーディネートを楽しめるアパレル類など、幅広い商材で活用できる」（xR事業部ビジネス開発担当・弘中幸太郎氏）としている。
　
サービスの事前登録を受け付け、2月中に正式リリースを行う計画だ。料金体系は調整中だが、「手軽にサービスの魅力を体験してもらえるよう無料プランも用意している」（齋藤代表）と言う。