ダイレクトマーケティング支援のピアラは8月13日、総合フィンテックソリューション企業であるSBI FinTech Solutionsと業務提携し、マーケティング金融支援サービス「PIALA PAY(ピアラ ペイ)」を提供すると発表した。対象はヘルスケア、ビューティ、食品領域の通販事業者。収益化まで時間がかかるリピート通販事業の資金調達をサポートし、効果的なマーケティングを支援できるという。
「PIALA PAY」は新規顧客の獲得から既存顧客の育成までを完全フォローする独自のツール「RESULT MASTER(リザルトマスター)」を活用し、売り上げ実績から予測したリピート売り上げ（将来売り上げ）をもとに、SBI FinTech Solutionsが通販事業者の将来債権の買取りを実行する。SBI FinTech Solutionsは、独自の審査モデルに加え当社の予測データを活用することで未回収リスクを軽減する事が可能。将来債権の買取りが行われた通販事業者は、キャッシュフローが改善されるため、広告予算を拡大して短期間に集中して最適なマーケティング活動を行い、顧客・売上の拡大を図ることができる。
ピアラは設立以来、ヘルスケア、ビューティ、食品領域の通販事業者800社以上のマーケティング支援を行ってきた。今回、「PIALA PAY」を提供することで、広告効果の分析、事業資金の調達、投資対効果の見える化を業界で唯一、ワンストップで提供することが可能になるという。
「PIALA PAY」ではスタートアップや中小企業、地方で良い商品を作りながらも資金調達に苦戦し、事業を拡大するチャンスがなかった企業などを対象に、支援をおこなっていく予定だ。さらに今後、債権を担保に融資を実行できるようなサービスも視野に入れている。
