2024.07.25

観葉植物と花のEC「アンドプランツ」のDomuz、3億円を調達 花卉産業全体のDXを推進

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観葉植物と花のEC「アンドプランツ」を運営するDomuzは7月24日、ギフティをリード投資家とした総額3億円の資金調達を実施した。調達した資金をもとに、BtoCの観葉植物と花のEC「アンドプランツ」、BtoBの花卉産業向け卸マーケットプレイス「ハナイチ」の2つの事業を中心に、EC化率の低い花卉産業全体のDX推進を目指す。

Domuzは、「ITとデザインでみどりのある暮らしをもっと身近に」をミッションに掲げ、テクノロジーとデザインを用いて、観葉植物や花が身近に感じられるライフスタイルの提供を目指している。

このほど、ギフティをリード投資家とし、既存投資家である千葉道場ファンド、New Commerce Venturesに加え、Value Chain Innovation Fund、西武ホールディングスの連結子会社ブルーインキュベーション、FFGベンチャービジネスパートナーズ、POLA ORBIS CAPITAL、個人投資家の猿渡 歩氏(アンカー・ジャパン 代表取締役CEO)より、総額3億円の資金調達を実施した。これにより、累計の資金調達額は4.4億円となった。

今回調達した資金をもとに、観葉植物と花のEC「アンドプランツ」、花卉産業向け卸マーケットプレイス「ハナイチ」の2事業を中心とし、花卉産業全体のDX推進に取り組む。

現在の主軸事業である、観葉植物と花のEC「アンドプランツ」は、サービス開始から3年で商品展開数、売上ともに大きく拡大。パーソナル植物診断機能、AR機能といった植物を暮らしに取り入れたくなる機能のリリースや、「アンドプランツ」ならではの情報を発信するSNSやYouTubeの総フォロワー数が17万を超えるなど、テクノロジーとデザインを活用し、急速にサービスを成長させてきた。

一方で、未だEC化が進まない花卉産業領域において、オンラインで植物や花を購入することが当たり前となるよう、更なるサービス改善を進める。

BtoB事業として2023年11月にα版をリリースした花卉産業向け卸マーケットプレイス「ハナイチ」は、生花や植物などを販売する事業者に向けて、生花、植物、資材などの商材を販売している。「アンドプランツ」運営で培ったネットワークやノウハウを活かし、さらに大きな規模で植物や花をオンライン販売することを可能とし、花卉産業のDXを推進していく考えを示した。

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