BtoBの受発注業務をクラウド化するカートサービス「Bカート」を提供するDaiは7月9日、「Bカートアプリストア」において、CData Software Japanが提供する高機能データドライバーアプリ「CData Arc」「CData Drivers for Bcart」の掲載を開始した。基幹システム・CRMと「Bカート」受注データの連携の課題の解決、「Bカート」データの好みのツールからの連携利用を支援する。
Daiの提供する「Bカート」は、BtoBの受発注業務をEC化するクラウドサービスで、手動・アナログベースで行っていた受発注業務のデジタル化・効率化を実現する。
このほど、さまざま外部サービスとBカートを連携するためのアプリを提供する「Bカートアプリストア」に、CData Software Japanの「CData Arc」「CData Drivers for Bcart」を追加した。
▲Bカートと基幹システム、SaaS連携を実現するCData Arc受発注システム内のデータは重要な経営データであり、使い慣れたExcelでの加工、BIツールでの分析、CRM・会計・基幹システムとの連携やその他の使い慣れたツールとの連携など、さまざまなデータ連携のニーズがある。
一方で、中小企業において、自前でのAPI連携の開発・実装は困難であり、個々の連携を外部に依頼するとコストが大きいという現状がある。
今回掲載を開始した「CData Arc」および「CData Drivers for Bcart」は、こうした「Bカート」と他ツールとの連携をスムーズに実行できる高機能データドライバーとなる。
「CData Arc」は、「Bカート」とさまざまなサービス・基幹システムとの間におけるデータ連携の自動化を、簡単にかつシームレスに実現できるアプリ。
「Bカート」を利用するユーザーの受注・商品・会員情報などのデータを、CRM・会計・基幹システム等の他サービスに連携・活用する際、CSV連携や手動でのコピー&ペーストのみでは、操作回数も多く負担となるうえ、転記ミス等のヒューマンエラーが発生するリスクがあるが、「CData Arc」の利用によりこれを解決できる。
▲「CData Drivers for Bcart」でBI、ETLツールとBカート連携をシームレスに一方「CData Drivers for Bcart」は、受発注、在庫、顧客データを含むBカートのあらゆるデータを「Power BI」「Tableau」「Googleスプレッドシート」といった馴染みのBIおよび帳票ツール、「AppSheet」「PowerApps」といったノーコード・ローコードツールに連携し、利用するためのアプリ。これにより「Bカート」内のデータのさらなる分析やダッシュボード化、受発注データを用いたアプリ作成などを手軽に実現できる。200種類以上のツールでの動作検証をCDataにて実施している。