2024.07.04

日本通信販売協会、「Web・セキュリティ」部会を新設 サイバー攻撃など被害増受け

公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)は6月10日、常設の「Web・セキュリティ部会」を新設した。ウェブやシステムのセキュリティー環境整備について一層積極的な取り組みを進める。

ウェブへのサイバー攻撃など、セキュリティー被害が増加していることを受けて、会員社で取り組みを進めていく。

部会の具体的な取り組みについては「情報セキュリティー上の問題点についての最新情報の共有や、各企業間での情報交換、不定期で求められる関係省庁・関係団体からのヒアリングや専門会議等にも柔軟に対応できる体制を整え、業界内でより安全で適切なシステム運用がなされるよう、連携をとっていく」(JADMA事務局)としている。

今後は、7月下旬にセミナー、8月上旬にJADMAからの情報交換会を開催する予定で、2025年3月まで部会での活動を進めていく予定だ。

2025年3月までの導入が義務付けられている、クレジットカードセキュリティーの規格「EMV3ーDセキュア(S)」など、受注や決済時における情報漏洩の対策についても議論する。現段階では、セミナーでの情報共有を予定している。




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