2024.04.25

CCCMKホールディングス、「Vポイント」提供開始 会員数約1億5400万人

カスタマーマーケティング部 坂浩明部長

CCCMKホールディングス(=HD)は4月22日、新ポイントサービス「青と黄色のVポイント」の提供を開始した。「Tポイント」と、三井住友FGが提供していた「Vポイント」を統合、会員数約1億5400万人の巨大ポイント圏となる。
 
サービスの基幹となる「Vポイントアプリ」で管理し、「VポイントPayアプリ」で決済などを行う。
 
既に加盟店となっているのは、青山商事、ウエルシア薬局、エディオン、丸善ジュンク堂書店など。今後は、紀伊國屋書店や好日山荘、上新電機も加盟店に加わる予定だとしている。
 
ECで決済する際は、「Payアプリ」内でバーチャルプリペイドカードを発行して使用する。「VISA」ブランドの加盟店であれば、どの店舗でも決済が可能だ。
 
ECでの決済をした際のポイント還元率は、0.5%から。ECモールは「TSUTAYAオンラインショッピング」に対応する。他の大手ECモールとの連携予定はない。
 
CCCMKHDカスタマーマーケティング部の坂浩明部長は「店舗でのタッチ決済のほか、ネットショッピングでももちろん使用可能だ。日常で貯めたポイントを好きな場所で使える」と話した。
 
Vポイントは「どこでも使える決済」の提供を強調していく。CCCMKHDの撫養宏紀取締役は、「経済圏というよりも、親しみのあるサービスにするという考えで提供している」と話した。
 
提携する三井住友FGとのカード連携も進めていく方針。明確な時期は未定としつつ、新サービスを順次リリースする。「カスタマーのメリットなど、優先事項について協議しながら進めている段階」(同)としている。





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