2024.04.24

BASE、ショッピングサービス「Pay ID」アプリをアップデート 商品とのマッチングを向上

ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」を運営するBASEは4月23日、購入者向けショッピングサービス「Pay ID(ペイ アイディー)」において、スマートフォンアプリ「Pay IDアプリ」のホーム画面をアップデートした。商品とのマッチングを高める設計により、「BASE」利用業者への「Pay IDアプリ」経由での新規顧客送客の強化を図った。

BASEは、誰でも簡単にネットショップが作成できるサービス「BASE」を運営。商品を企画・生産・製造している個人・法人、地域活性を支援する自治体等の行政をはじめ、210万ショップに利用されている。

「BASE」を利用して開設されたショップでの商品購入時に利用可能な「Pay ID」は、ネットショッピングでのスムーズな決済体験と、新しい商品との出会いや好きなショップでのリピート購入をサポートする購入者向けショッピングサービス。2023年4月から新たな支払い方法として「あと払い(Pay ID)」も提供しており、「Pay ID」で決済した当月の支払い金額を翌月にまとめて支払うこともできる。



「Pay ID」の累計ID登録者数は1300万人(2024年1月現在)を超えている。「BASE」を利用して開設したショップを利用する購入者が決済時に新規でID登録をするケースが多く、「BASE」のショップ開設数の増加に比例して「Pay ID」ユーザーも増加している。

4月23日に、「Pay IDアプリ」のホーム画面のアップデートを実施し、「BASE」を利用するショップに対して「Pay IDアプリ」経由で新規顧客を送客するための導線設計を強化した。アプリを開いてすぐに表示されるホーム画面に、レコメンドショップやレコメンド商品情報を表示することで、これまで以上にアプリユーザーと商品がマッチングしやすくなった。さらに検索窓・特集バナーの設置、お気に入り・閲覧履歴の表示も行った。



同時に公開した「Pay IDアプリ」の集客・販促に関するデータによると、「BASE」を利用して商品の売上を得たショップのうち、1回以上「Pay IDアプリ」経由で購入された経験のあるショップの割合は47%でで、「BASE」を利用するショップのおよそ半数が「Pay IDアプリ」によって売上を伸ばしている。



さらに「Pay IDアプリ」を利用しているユーザーのうち、ショップの新規顧客としてアプリ経由で商品の購入につながったケースが39%あり、新規顧客の送客に貢献している。「Pay IDアプリ」からの購入は、Webからの購入と比較して1.5倍ほどリピート購入につながっており、スマートフォンアプリなので気軽に過去に購入したショップや商品をチェックすることができ、プッシュ通知によって商品の入荷情報等を得られることでリピート購入を促進している。

BASEは、「Pay ID」において引き続き、決済方法の拡充やアプリ機能のアップデート、各種キャンペーンを通じて、購入者のショッピング体験の向上に取り組み、ネットショップへの集客・販促につながる循環づくりを強化していく考えを示した。




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