2024.04.24

共創型M&AのMOON-X、米中に次いで韓国に拠点設立 アジア圏でのブランドの成長加速

MOON-X KOREA 代表理事 閔駿植s氏

共創型M&Aを推進するMOON-Xはこのほど、韓国新拠点「MOON-X KOREA」を設立したと発表した。アジア圏での売上拡大を目指し、海外展開の加速を目指す。

「ブランドと人の発射台」をミッションに掲げ、共創型M&Aを推進するMOON-Xはこのほど、昨年7月の中国拠点「MOON-X上海」設立に続き、韓国に「문엑스코리아 주식회사」(通称:MOON-X KOREA)を設立した。

オフィスは韓国の経済的・文化的中心地である江南(カンナム)区に位置し、地域のビジネス環境を活かし、成長と発展のさらなる促進が期待されるとしている。MOON-Xには、グローバルな環境下でビジネスに携わってきた経験豊富な人材が多数在籍しており、代表に就任した閔(ミン)氏は、特に韓国のEC/リテール事情、消費者向け事業などに精通しているとし、豊富な知識・経験と、地域およびMOON-Xグループ全体のネットワークやリソースを活用し、上海とともにアジア圏での事業展開を加速させ、さらなる成長を目指す。

共創型M&AによりこれまでMOON-Xに参画したブランドは、日本のみならず海外の消費者からも好評を得ている。猫の生活用品ブランド「猫壱」の爪切りは、「日本の刀を作る技術が応用されているからとても切りやすく猫が嫌がらない」といったコメントが寄せられるなど、海外の顧客にも人気の商品となっている。

さらに前月に中国にて販売を開始したベビー&マタニティブランド「kerätä(ケラッタ)」のガーゼタオルや抱っこ紐(ヒップシート)も、商品レビューでさっそく現地の顧客から高評価を得るなど、MOON-Xブランドが海外で着実に認知を獲得し始めている。

こうした状況を受け、海外での認知、および売上の拡大をより加速するべく、アジア圏内での戦略的展開に最適な位置にあり、カルチャーとテクノロジーの両面で、先進的かつ経済基盤が整っている韓国での新拠点の設立に至ったとしている。

現地の文化・ニーズに適合した製品やサービスを提供し、顧客との信頼関係を築いていくことで、MOON-Xブランドのアジア圏での売上拡大を目指し、海外展開を加速を図る。

MOON-X KOREA 代表理事に就任した閔駿植(ミン・ジュンシ)氏は、「この度、MOON-X KOREAを無事に設立でき、大変嬉しく思います。会社登記から各種手続き、オフィスの開設、人事制度など、多くの方のご協力をいただきながら進めることができました。改めて感謝を申し上げます。昨年より現地の市場調査、およびビジネス環境分析を進めており、多くの日本のお客様にご支持いただいているMOON-Xブランドなら、韓国のお客様にも必ず気に入っていただけると確信を持つことができました。今後は、現地パートナーとの連携を強化し、MOON-Xブランドが韓国市場で成功するための基盤を確立していきます。年内には、ベビー&マタニティブランド「kerätä」や革小物ブランドの「NEESE」の現地向け販売を予定しております。MOON-Xは今後もお客様と共に成長し、韓国のみならず世界の発展に貢献してまいります」とコメントした。




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