2024.04.19

UHA味覚糖、COMPを完全子会社化 完全栄養食市場での事業拡大目指す

UHA味覚糖は4月12日、COMPの全株式を取得し、完全子会社化したと発表した。お菓子やサプリメント市場に加え、“完全栄養食”市場における強化を目指す。

UHA味覚糖は、創業以来キャンディやグミで培ったお菓子の製造技術を活かし、サプリメントなどによる「健康」をテーマとした事業領域の拡大に努めている。「おいしさはやさしさ」という理念のもと、「人がおいしいと感じるものは体にいい」という確信を持ち、時代に合わせたさまざまな商品を消費者に届けきた。

このほど、COMPの全株式を取得し、完全子会社化した。

COMPは必須栄養素を手軽にバランスよく摂取できる「完全食」をコンセプトとしたトータルバランスドモデルの食品を主軸に開発・販売する食品ブランド。栄養設計、原料の選定・調達、開発から、パッケージングの細部に至るまで価値提供を心がけたブランド・製品を展開している。


▲COMPの製品群

シーンに合わせた最適な栄養摂取を提案しており、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」を参考に、「完全食」「完全栄養食」をコンセプトとしたトータルバランスドモデル(TB)、食事において摂取する糖質量の調整を容易にする糖質調整モデル(LC)、エナジーバーやエナジードリンクなどの特定の課題解決を目指すためのコンセプトモデル(C)の栄養モデルを用意している。パウダー、グミ、ドリンク、バー・ブロック、アイス等、幅広いアプリケーション展開を実現する開発力も備える。

UHA味覚糖とCOMPは、2016年より取り組みを開始し、2017年7月にいつでも・どこでも・手軽に摂取できるグミタイプの総合栄養食品「COMPグミ」を発売した。継続的な取り組みを行う中で、商品開発分野だけでなく、マーケティングや販売促進においても、人の生活に必要不可欠な「栄養」をテーマに協働してきた。

これまでの取り組みをさらに加速させ、UHA味覚糖とCOMP双方の企業価値向上、「完全栄養食」をテーマとした事業拡大を図ることを目的に、今回のCOMP完全子会社化に至ったとしている。




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