2024.04.18

wearcoord、着せ替え試着サービスの試験導入開始 オンラインで着回し確認

菊地雅之代表

wearcoord(ウェアコード)は4月9日、オンライン着せ替え試着サービスの試験導入を開始したと発表した。ECサイト上で全身のコーディネートや着回しを視覚的に提示することで、返品の削減や購入の後押しをするという。
 
オンライン着せ替え試着サービス「wearcoord」を、ナラカミーチェジャパンが運営するレディースアパレルのECサイト「スタイロラストア」に試験導入した。購入後に着用のイメージとのミスマッチを防ぐ狙いだ。
 
「wearcoord」は、サイズの確認に特化したバーチャル試着とは異なり、色合いや丈感といったビジュアル面を確認できるサービスだ。ユーザーはECサイト上で、自分に近い体型のマネキンを選択し、自由に服を組み合わせたコーディネートを楽しむことができるという。


▲ECサイト上で組み合わせを試すことができる
 
「wearcoord」の強みは、①実店舗のように化粧崩れや持ち込み点数を気にすることなく、何度も組み合わせを試すことができる ②試していくうちに、ECサイトの滞在時間と商品の閲覧数が自然に伸びる――などがあるという。中単価のアパレルブランドを主なターゲットとしている。
 

▲導入の流れ

「自分の気が済むまで、いろいろなアイテムと合わせて試す体験を作りたかった。とにかくスピーディーで気楽にできるので、ECでの買い物がさらに楽しいものになると思う。今後は、ブランドを横断した商品や、手持ちの服など、コーディネートの幅を広げていきたい」(菊地代表)と意気込んだ。
 
2024年度に50社の導入を目標としている。







RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事