健康志向ジェラードブランド｢Karadaneeds(カラダニーズ)｣をEC展開するShineBlueは、食前にアイスを食べる食習慣｢アイスファースト｣を提案し、自社のジェラートがある食生活を訴求している。
｢Karadaneeds｣は、元テレビ東京アナウンサーの亀井京子氏がプロデュースしたジェラート。元プロ野球選手の夫・林昌範氏を現役時代にサポートした経験や、子育てを通して育んだ食への意識を生かして開発したブランドだ。
｢子どもがごはんを食べたくないと言う時があった。食事は体作りに重要な要素で、アイスなら別腹、成長に必要な要素を満たせば栄養が摂れるのではないかと考えた。子どもに、本当のおいしさを知ってほしいという思いもある｣(亀井社長)と語る。アスリートを家庭で支えた経験も生かしながら、健康志向の商品開発に至った。
ジェラートは、砂糖不使用・無添加・栄養バランスというこだわりを詰め込んだ。フルーツの酵素や、トウモロコシ由来の食物繊維、マンナンを配合し、消化や栄養摂取をサポートするという。
▲健康志向ジェラードブランド｢Karadaneeds｣を展開ジェラートを生かした食生活も提案している。
牛タン専門店｢牛タンけやき｣とタッグを組んで、定食を食べる前にジェラートを食べる｢アイスファースト｣という食習慣を打ち出している。栄養バランスはもちろん、胃もたれのしにくさも考慮された食べ方だ。｢溶けるスピードが遅いので、食事中を通じて口をさっぱりできる｣(同)とした。
▲亀井京子氏こうした商品のこだわりや、｢アイスファースト｣による食習慣の訴求が奏功し、子育て世代の女性を中心にユーザーの獲得につながった。｢素材にこだわっているユーザーから、商品の価値やブランド性を見出してもらえている｣(同)と話している。
今後の展望について、亀井社長は｢母目線を軸にしながらレシピや商品開発をしていく。直近では、ナッツ製品を提供する福岡の老舗ミツヤと商品開発をしていく予定だ｣(同)と話している。
