2024.04.10

ecbeing、松栄堂のスマホアプリ構築サービス「OMOアプリ+」活用事例を公開 月間アクティブユーザー数が約1.9倍に

ecbeing(イーシービーイング)はこのほど、スマホアプリ構築サービス「OMOアプリ+」における松栄堂の利用事例を公開した。顧客のロイヤリティ強化と、店舗とECそれぞれでの購買行動の可視化によるデータ活用を目的としたアプリの構築・活用により、「OMOアプリ+」導入から3年で月間アクティブユーザー数が約1.9倍に増加した。

ecbeingの提供する「OMOアプリ+」は店舗とECを繋ぐスマホアプリ構築サービス。店舗・ECの顧客情報を共通管理でき、適切な会員セグメントでマーケティング施策の実施が可能。会員証の表示やポイントの付与、PUSH通知機能など豊富な機能が標準搭載されており、要望に合わせてカスタマイズもできる。


▲「OMOアプリ+」とECサイトの連携イメージ

このほど、松栄堂における「OMOアプリ+」の導入事例を公開した。300年以上前に京都で創業した松栄堂は、線香・焼香・練香・匂い袋などの製造販売を行っている。

3年前に「OMOアプリ+」を導入し、店舗とECサイトの双方で活用できる自社アプリを構築・活用している。顧客のロイヤリティ強化と、店舗とECそれぞれでの購買行動を可視化し、データを活用することを目的に構築したという「松栄堂公式アプリ」では、新商品の登場、イベントのお知らせなどを確認できる。実際に季節に合わせたおすすめの香りを試せる「香りにであう会」や、厳選した香木を聞香スタイルで聞くことができるミニサロン「ひととき」など、リアルで開催するイベントへの案内も行っており、イベントへ足を運ぶ顧客も増えている。


▲松栄堂公式アプリイメージ

アプリ内に会員証が表示され、店頭での会計時に会員証を提示することで購入金額ごとにポイントが貯る。貯まったポイントはクーポンやプレゼントと交換でき、クーポンはECで使用できる。

現在は店頭でスタッフがアプリ登録を誘導しており、インストールは約3万7500回、月に最大900名ほどの会員登録を確認。月のアクティブユーザー数は、2021年が4600、2022年が7700、2023年が8800と年々増加しており、リリースから3年で約1.9倍となった。

松栄堂は、「OMOアプリ+」により構築した自社アプリについて、「新製品や季節限定の香りなど、弊社製品をご愛用いただいているお客様に、必要なタイミングでお知らせを通知できることが効果的に機能していると実感しています。今後は、アプリ会員のメリットをより一層高めていけるようアプリを最大限に活用したサービスを検討していきます」とコメントした。




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