2024.03.26

小林製薬、死亡との関連の疑いがある事象も 「紅麹コレステヘルプ」接種者に腎疾患確認で

医薬品メーカーの小林製薬は3月26日、機能性表示食品のサプリ「紅麴コレステヘルプ」の接種者に腎疾患を訴える事象が発生していた件について、腎疾患で死亡した人の中で、生前に「紅麹コレステヘルプ」を使用していた人がいたことが、遺族からの連絡で分かったと発表した。死亡の原因と、「紅麴コレステヘルプ」との因果関係は確認中だとしている。

小林製薬によると、死亡した人が摂取していた「紅麴コレステヘルプ」は、通販で2021年4月~2024年2月までの間に販売していたものであることが判明したとしている。死亡した人が摂取していた製品は、小林製薬が3月25日に発表していた「想定していない成分を含む可能性がある製造番号」に含まれるとしている。

小林製薬は3月22日、機能性表示食品のサプリ「紅麹コレステヘルプ」の購入者に、腎疾患が確認されたことを発表した。小林製薬が、「紅麴コレステヘルプ」やそれを使用している紅麹原料の成分分析を行った結果、一部の紅麹原料に同社の想定していない成分を含む可能性が判明したとしている。小林製薬では、「紅麴コレステヘルプ」を含む5製品について、自主回収を行うことを発表していた。




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