2024.03.12

ペッツファーストHD、ペット家具やベビーベッドの製造・販売を行うキンタローを子会社化

ペッツファーストホールディングス(HD)は、ペット家具やベビーベッドの製造、販売事業を行うキンタローの全株式を取得すると発表した。

ペッツファーストグループは、これまで“Pets always come first”を理念に掲げ、ペットの命に最後まで責任を持ちながらペットを販売することで、ペットオーナーへ幸せなペットライフを提供することを目指してきた。それを実現するために、CTやMRIなどの高度検査機器を導入した「ペッツファースト動物病院 代官山高度医療センター」をはじめ、全国の「P’s-first」の近隣に11拠点の動物病院と、ペットケア施設「ペットケア&アダプションセンター日光」を運営している。販売前後の子犬や子猫のペットライフのサポートを多数の獣医師や動物看護師などの専門スタッフとともに取り組んでいる。

ペットの心身ともに健康な成長を促すための社会化を推進し、ペットオーナーと家族の一員であるペット達の生活が、より豊かに・より楽しく過ごすためのペット用品の開発・販売にも力を入れている。ペット用品は「P’s-first」の一部店舗や、自社ECサイト「ペッツファーストオンラインストア」で販売している。

今回、買収するキンタローは1964年5⽉、⽊の国と呼ばれる和歌⼭の⽇本三⼤漆器である紀州漆器の⽣産地、⿊江地区にて創業している。漆器⼯芸の基礎である⽊への知識を⽣かし、また “⽊が持つ本来の温かみや優しさを伝えていきたい”という思いの元、家族の宝である⼦供のためのベビーベッドの製造を始めた。

キンタローのベビーベッドは、国が定めた安全基準(PS マーク)、製品安全協会の安全基準(SG マーク)ともに全商品が合格しており、安⼼・安全な製品を提供している。さらに塗料を始め、接着剤、合板なども安全性に関する JIS 規格 F☆☆☆☆取得材料だけを選別し使⽤、シックハウス症候群などのアレルギーや、過敏症などの原因となる物質を最低限に抑えた商品だという。近年は、ベビーベッド製造で培った技術と安全性へのこだわりを⽣かし、⼦供と同じく家族の宝であるペットへ対しての温かみのある家具、サークルやケージの製造に注⼒している。

ペッツファーストグループは今回、キンタローをグループへ迎えることにより、ペット⽤品の企画、製造から販売までのプロセスを⼀貫して⾏うことができるようになる。キンタローの純木の良さを生かした温かみのある製品作りのノウハウや技術力と、ペッツファーストグループの考える獣医学に基づいた商品開発を行うことにより、大切な家族として迎えたペットの健やかな成長をより手厚くサポートできるよいになるという。






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