2024.02.29

「楽天市場」、2024年の『新生活トレンド』予測 「令和タイパ商品」「インフレ対抗消費」などに注目

楽天市場マーケティング部 小野詩織氏(右)が2024年の新生活トレンド(左)を発表


【インテリアAR機能】

導入25店舗は購入率が顕著に向上


「今年の新生活に関するアンケート調査」によると、Eコマースで大型の家電やインテリアなどの購入経験がない人のうち、約6割がその理由に「設置・搬入の際のサイズ感がわからないから」「実際に質感を確認したいから」のいずれかを選び、オンライン上で商品を購入する前のサイズや質感の確認に課題があることがわかった。



「楽天市場」では、こうした課題をもとに、インテリア関連商品の試し置きができるAR機能を2023年より導入し、ユーザーが大型インテリアを購入しやすい買い物体験を提供している。



「実際にAR機能を導入しているのは25店舗ほどだが、対象店舗の購入率(CVR)の上昇値ランキングを見るとオフィスチェアは13%アップ、収納家具は12.5%アップしている。導入前と比べると購入率は高くなっていることが分かる」(同)と話す。



同調査で、「AR機能を利用したいか」をたずねたところ、7割以上が「利用したい」と回答したことから、新生活時期においてもAR機能を活用した大型インテリアの購入が増えると予測している。



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